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英米文学演習1 (3年生用)

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科目名
平成27年度以前入学者
英米文学演習1 (3年生用)
教員名 藤木 智子
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業テーマ 16-17世紀のイングランドの劇作家シェイクスピアの作品を通して、当時の政治的背景や歴史上の出来事、文化を考え、自分の意見を発表する。
授業のねらい・到達目標 ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616)は、当時の政治的背景を強く意識して作品を作っていた。そのことは、登場人物の台詞や劇の設定など、作品のいたるところにみられる。また、シェイクスピア作品は、厳しい検閲を受け、高貴な人々の前で演じられただけではなく、大衆演劇として広く様々な人々に受け入れられていた。この授業では、作者の人生や詩が書かれた当時の社会的背景についても学びながら、作品にどのように反映されているかを考えることをグループごとに発表することを第一目標とし、第二の目標は一人で発表することとする。
授業の方法 グループ・ディスカッションと発表を交互に行い、授業を進めます。
事前学修・事後学修,授業計画コメント ディスカッション前に、次回扱う作品について指示します。各自、部分的に訳を担当し、担当箇所について授業までに訳を調べてきてください。ディスカッション後に発表用の資料を各自作成します。発表が行われる際に、資料に書き加えた方が良い点や変更が望まれる点を指摘します。それを参考にして授業後に資料を作り直して、次の週に提出してください。シェイクスピアの作品はすべて日本語訳が出版されていますので、事前に呼んでおくと、理解しやすいでしょう。
授業計画
1 授業のテーマ・ねらい・方法などについて説明・確認してグループ分けします。
2 『ハムレット』について各自担当箇所を訳して、内容を確認していきます。
必要な個所はDVDを観ながら進めていきます。
3 ディスカッション1.「導入:自分なりに気づいた点を発表する」グループごとに作品の内容について、疑問点などを話し合います。問題定義するためには、各自事前に内容を理解してくことは必須です。準備して、ディスカッションにのぞみましょう。
4 ディスカッション2.「分析:各自気になる点を出し合い、問題点について話し合う」問題点を出し合いながら、お互いに気づいた点を話しあい、分析する。
5 ディスカッション3・「まとめ:各自、前回の補足をして準備を行う。」当時の文化や、社会的・政治的背景がどのように影響しているかについて。授業のディスカッションについての発表の準備、発表用資料を作成する。グループのメンバーで話しあい、補足しながらディスカッションをする。
6 第一回発表。『ハムレット』について資料を用いてグループごとに発表する。
7 『十二夜』について各自担当箇所を訳して、内容を確認していく。
必要な個所はDVDを見ながら進めていく。
8 ディスカッション1.「導入:自分なりに気づいた点を発表する」グループごとに作品の内容について、疑問点などを話し合います。問題定義するためには、各自事前に内容を理解してくことは必須です。準備して、ディスカッションにのぞみましょう。
9 ディスカッション2.「分析:各自気になる点を出し合い、問題を話し合う」問題点を出し合いながら、お互いに気づいた点を話しあい、分析する。
10 ディスカッション3・「まとめ:各自、前回の補足をして準備を行う。」当時の文化や、社会的・政治的背景がどのように影響しているかについて。授業のディスカッションについての発表の準備、発表用資料を作成する。グループのメンバーで話しあい、補足しながらディスカッションをする。
11 第二回発表。『十二夜』について資料を用いてグループごとに発表する。
12 グループではなく各自でシェイクスピア作品を選択して自分で選択して発表準備を行う。
必要な個所はDVDを見ながら進めていく。
13 ディスカッション1.「導入:自分なりの気づいた点をみつける」作品の内容について、疑問点などを話し合います。各自事前に準備して、ディスカッションにのぞみましょう。
14 ディスカッション2.3「分析:各自気になる点を出し合い、問題を話し合う」問題点を出し合いながら、お互いに気づいた点を話しあい、分析する。
15 第3回発表。各自、自分の用意した資料で発表を行う。
その他
教科書 各自授業がはじまる前に『ハムレット』と『十二夜』は日本語訳でも構いませんので、読了してください。
『ハムレット』『十二夜』原文の版は指定しません。購入する必要はありませんがが、
大修館シェイクスピア双書」のシリーズはシェイクピア作品がすべて揃っていて、解説がついていて大変参考になります。
わからない事があれば、授業内で質問してください。
参考書 授業内に指示
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(20%)、授業内テスト(10%)、授業参画度(50%)
授業参画度とは、出席率や発表と事後に提出した資料によって、評価されます。
レポートはグループではなく、各自で提出したもので評価します。
オフィスアワー 初回授業で指示します。
備考 英和・和英辞書を必ず持参してください。
紙、電子辞書どちらでも構いませんが、スマートフォンの辞書は不可とします。

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