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教育原論

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科目名
平成28年度以降入学者
教育原論
科目名
平成27年度以前入学者
教育原論
旧科目名 教育の思想
教員名 関川 悦雄
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 今日の学校における教育の理念・思想と学校の歴史を明らかにする。
授業のねらい・到達目標 現代社会の成立過程のなかで、今日の学校における教育に関するさまざまな思想・理念の言説や現在の学校が、どのようにして形成されてきたかを講義する。受講者はこの講義を通して、一斉教授、個人の自律、市民教育、公教育、人格の調和的発達、教育愛、教育権、子どもの発見、幼児教育などの言説や学校の歴史を理解できるようになる。
授業の方法 テキスト(教科書)を中心にして講義の形式で行なう。テキストは必須である。随時、レポートを課する。班別討議の手法も2回ほど取る。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 単位の実質化を図るために、第3回目以降の講義のテーマ(課題)について、テキスト(教科書)をもとに講義終了時にそのつどそのテーマにかかわるレポートを作成し、これにより専門内容を習得できるにすること。テキスト(教科書)は必ず毎回持参し、持参しない者は出席の遠慮を願います。
授業計画
1 ・講義ガイダンス。
・次回の「教育の理想と現実、近代教育の限界」(テキストp.11~19)を予習する。
2 ・教育とは何かを考える。
・授業後に講義内容を整理し、次回の「今日の学級とコメニウス」(テキストp.21~32)を予習する。
3 ・コメニウスー一斉教授法の成立と課題。
・授業後に講義内容を整理し、次回の「ロックの思想と理性」(テキストp.33~40)を予習する。
4 ・ロックー理性に基づく自律の概念。
・授業後に講義内容を整理し、次回の「子どもの人権とルソーの教育論」(テキストp.42~51)を予習する。
5 ・ルソーー〈子ども〉の発見と市民教育の普及。
・授業後に講義内容を整理し、次回の「ペスタロッチの生立ちと教育事業・直観教授」(テキストp.53~63)を予習する。
6 ・ペスタロッチー直観教授の確立と博愛主義教育の普及。
・授業後に講義内容を整理する。
7 ・第3~6回の各人物の教育概念・語句を班別討議でもって整理する。
・授業後に講義内容を整理し、次回の「教授定型化とヘルバルトの生涯・科学的教育学」(テキストp.64~75)を予習する。
8 ・ヘルバルトー教授4段階説の確立と5段教授法の普及。
・授業後に講義内容を整理し、次回の「今日の幼稚園とフレーベルの生涯・幼稚園創設」(テキストp.77~88)を予習する。
9 ・フレーベルー幼稚園の創設と幼児教育の普及。
・授業後に講義内容を整理し、次回の「H.マンの教育を受ける権利と公教育思想の形成」(テキストp.90~97)を予習する。
10 ・H.マンー公立学校制度の確立と公教育思想の普及。
・授業後に講義内容を整理し、次回の「新教育運動とデューイの実験学校」(テキストp.99~106)を予習する。
11 ・デューイー児童中心主義的思想の樹立と経験主義的教育の普及。
・授業後に講義内容を整理し、次回の「ニイルの自由主義教育とフリー・スクール」(テキストp.108~115)を予習する。
12 ・ニイルー自由主義教育の実践とフリー・スクールの創設。
・授業後に講義内容を整理する。
13 ・第8~12回の各人物の教育概念・語句を班別討議でもって整理する。
・授業後に講義内容を整理する。
14 ・明治期から現代までの日本の学校制度の歴史。
・授業後に講義内容を整理する。
15 ・全体の総括と確認
その他
教科書 関川悦雄・北野秋男 『教育思想のルーツを求めてー近代教育論の展開と課題』 啓明出版 2009年 第1版
参考書 授業時に指示する
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、レポート(20%)、授業参画度(10%)
オフィスアワー 7214研究室(火曜日:13-18時・木曜日:10-18時・金曜日:10-16時出講)
E-mail:sekietsu@chs.nihon-u.ac.jp

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