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平成27年度以前入学者 | 資源化学 | ||||
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教員名 | 真下 清 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 資源の現状と化学的利用 |
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授業のねらい・到達目標 | 21世紀に入り、新興国の急激な経済発展により、資源・エネルギーの国際的な環境が激変している。我が国も東日本大震災を契機とした原子力発電の停止によってエネルギー事情が一変したことは記憶に新しい。天然ガスの輸入量が震災前に比べて大幅に増加し、現今の急場を凌いでいることは十分に認識されている。 本講義では石炭、石油、天然ガスの有機資源を中心とした世界の現状や日本の置かれている状況を化学的な観点を含めて詳述する。さらにバイオマスや鉱物資源、再生可能エネルギーについても解説を行う。また資源と環境問題についても議論して、資源の化学的知識の向上を陶冶したい。 |
授業の方法 | 授業では図表プリントを配布する。主としてそれを参照しながら解説するが、時には学生との討論を通して知識を高めるようにする。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 資源・エネルギー問題は現在の政治、経済、社会生活の流れの中でも極めて重要な位置を占めているため、新聞等のエネルギーや資源、環境に関する記事を読んで、その背景に注目して知識の習得に努めてもらいたい。 |
授業計画 | |
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1 | 本講義の全体のプログラムの説明,私と資源化学との関わりについて言及する |
2 | 石炭(1) 起源と埋蔵量,分類 |
3 | 石炭(2) 化学的性質と化学構造 |
4 | 石炭(3) 石炭利用,ガス化(フィッシャー・トロプシュ法),コークス化 |
5 | 石油(1) 起源と埋蔵量,オイルシェール,オイルサンド |
6 | 石油(2) 石油の組成,採取法,石油精製 |
7 | 石油(3) 石油化学工業,石油製品 |
8 | 天然ガス(1) 在来型天然ガス,成因,資源量 |
9 | 天然ガス(2) 非在来型天然ガス,シェールガス,CBM,タイトサンドガス |
10 | 天然ガス(3) エネルギー利用,化学工業原料 |
11 | バイオマス 定義,カーボンニュートラル,バイオマスの利用 |
12 | 再生可能エネルギー 太陽光,風力,地熱,海洋,水力 |
13 | 資源と環境の関わりについて |
14 | 総括 |
15 | 授業内試験 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 真下清,鈴木庸一,山口達明,平野勝巳 ら 『新・有機資源化学』 三共出版 2011年 第1版 多くの図表によって理解しやすいように構成されている |
成績評価の方法及び基準 | 授業出席数(6割以上)(50%)、授業内試験(理解度の確認)(50%) |
オフィスアワー | 毎回の授業終了後、講義室、あるいは本館2Fの講師室にて20分間。 |