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科目名 平成28年度以降入学者 |
宗教学1 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
宗教学1 | ||||
教員名 | 服部 弘瑞 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 「宗教」とは何か? / 日本の宗教 |
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授業のねらい・到達目標 | 「宗教」とは何かということも、またそれを研究する「宗教学」というものも、実は未だに明確になっていない。宗教学者や研究者などのそれらに対する考え方や研究方法等が一定していないからである。そこで前半ではそれらの問題について、そして後半では「日本の宗教」について共に学び、考え、学問してゆく。この授業では「宗教」に関する様々な知識を身につけるとともに、「宗教」に関して主体的に考える力を養うことをめざす。 |
授業の方法 | 基本的には講義形式で授業を進める。 ただし、初回に「宗教に関するアンケート」を実施したり、またほとんど毎回出席をとる意味も含めて「コメントペーパー」に書いて戴く。また今年度は第12回目の授業の時に、宗教学1の〈授業内テスト〉を行う。従って、その日は欠席しないように! その〈授業内テスト〉の内容であるが、あらかじめ「宗教に関する図」または「自分と宗教に関する図」、もしくはその両方を考えてきて戴き、その時間内でその図とその図に関する小論文を書いて戴くというものである。その詳細については授業の時に説明する予定である。〔※ また、テストを止むを得ない理由で受けられなかった者には、第13回目の授業の時に指示を出す予定である。〕 |
履修条件 | 受講希望者が多数の場合には、初回の授業でとる「宗教に関するアンケート」に基づき、その定員数まで受講者制限(履修制限)をするので、受講希望者は必ず初回の授業には出席すること。初回の授業で定員数まで達した場合には、二回目以降に来られる受講希望者は、如何なる理由があっても受講不可となるので、御承知置き戴きたい。〔※ なお、受講可とならなかった学生が履修登録をしても、また出席しても評価対象外(無効)になるので、そういうことはしないように!〕 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 毎回の授業内容を復習し、そこで気になることや疑問に思うことは自分で出来るだけ調べて授業にのぞむこと。またどれだけ調べても解らない問題に関しては、毎回授業の最後に提出するコメントペーパーにその気になる点や疑問点を書くようにすること。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション 「宗教」と「宗教学」に関して * 受講希望者は「宗教に関するアンケート」に答える |
2 |
「宗教」とは何か? 「宗教」の語源について 宗教の定義の問題 宗教的集団の宗教( 宗教社会学が研究対象とする宗教) について [準備] 宗教を社会的集団の活動として捉えるべきか、個人の問題と捉えるべきか考えてくる |
3 |
個人として成り立つ宗教(宗教哲学・個人的信仰など)について 「有神的権威主義的宗教」について [準備] 「神的なるもの」(信仰対象)について考えてくる |
4 |
「神」とは何か? 「神的なるもの」(神や仏などの信仰対象)について [準備] 宗教の創唱者や「教祖」について調べてくる |
5 |
宗教の創唱者や「教祖」について 「カリスマ性」について 「宗教体験」に関して [準備] 神道について調べてくる |
6 |
日本古代の宗教 ⑴ ─ 古神道・仏教伝来・奈良仏教 ─ [準備] 密教について調べてくる |
7 |
日本古代の宗教 ⑵ ─ 平安仏教《密教》〔最澄・空海〕─ [準備] 浄土教について調べてくる |
8 |
日本中世の宗教 ⑴ ─ 鎌倉仏教《浄土教》〔法然・親鸞〕─ [準備] 禅について調べてくる |
9 |
日本中世の宗教 ⑵ ─ 鎌倉仏教《禅》〔栄西・道元〕─ [準備] 日蓮宗とキリスト教について調べてくる |
10 |
日本中世の宗教 ⑶ ─ 鎌倉仏教〔日蓮〕─ 日本近世の宗教 ⑴ ─ キリスト教 ─ [準備] 儒教・道教・教派神道について調べてくる |
11 |
日本近世の宗教 ⑵ ─ 儒教・道教・教派神道 ─ [準備] 授業内テスト《宗教学1》の準備をしてくる |
12 |
日本近世の宗教 ⑶ 授業内テスト《宗教学1》 [準備] 日本や世界のこれからの宗教について考えてくる |
13 |
日本近現代の諸宗教 これからの宗教について [準備] 「世界の宗教」について調べてくる |
14 | 課題学習 |
15 |
総括 〈授業内テスト〉講評 「世界の宗教」について |
その他 | |
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教科書 | 特定の教科書は用いないが、必要な時はプリントの資料を用いて授業を進める。 |
参考書 | 脇本平也著 『宗教学入門』 講談社学術文庫 1997年 櫻井義秀・平藤喜久子編著 『よくわかる宗教学』 ミネルヴァ書房 2015年 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(40%)、授業内テスト(60%) 総合的に評価したいと考えている。 即ち、出席点・平常点〔コメントペーパーや課題学習の提出物に基づいて〕(40%)、第12回の〈授業内テスト〉(60%)によって評価する。 〔※ なお、〈授業内テスト〉を止むを得ない理由で受けられなかった受講生には、上述の如く第13回の授業の時に指示するので、その日は欠席しないように! また、その提出物は第15回(最終回)の授業終了時以降は受け付けないものとする。〕 |
オフィスアワー | 水曜日の5時限目に受け付けたいと思っているが、オフィースアワーに来られたい方は授業の後にでも申し出て、アポを取っておくこと。 |
備考 | なし |