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人文地理学特別講義3

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科目名
平成27年度以前入学者
人文地理学特別講義3
教員名 井村 博宣
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 環境と人間のかかわり
授業のねらい・到達目標 「自然と人間のかかわり」の追究は、人文地理学がもつ重要な本質的探究課題の一つである。社会条件の発展が著しい今日においては、自然条件だけでなく社会条件も加えた「環境(自然・社会)と人間のかかわり」と捉えるのがより適切である。そこで本講義では、担当者の研究成果の中から題材を精選して取り上げ、具体的事例を通して、「環境と人間のかかわり」を生態的に捉えて分析する方法を修得する。
授業の方法 主としてパワーポイントを用いた講義形式にて行う。授業は、毎時のテーマに従い担当者の研究成果の中から関係論文を選び、その図表に現地の写真を加えて解説する。
履修条件 開講時(第1回目最初)に受講調整を実施するので必ず出席してください。なお原則的に第3回目以降は毎時視聴覚設備使用し、試験(小テスト・レポート)を行うため、本授業の特性と教室収容能力等を勘案し、地理学科・同3年生・人文系ゼミ所属生の順番で優先する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業内容に関するキーワードについて、事前に関連する文献等で調べるとともに、事後には具体的な事例を通して、理解しておくこと。わからないことを放置せず、まずは自ら調べること。
授業計画
1 環境とは
2 経済的価値と特定の時代
3 漁村の生態的考察(滋賀)
4 河川環境の変化と水産資源保護の動き(資源管理型漁業)
5 アユ養殖に関する予備知識
6 養殖地域の形成(アユ養殖)
7 社会環境の変化に伴う産地の変容(同上)
8 自然環境の変化に伴う産地の変容(同上)
9 農政変化や国際化に伴うの産地の変容(ウナギ養殖)
10 明石海峡大橋開通が産地に及ぼす経済効果(徳島のアユ養殖)
11 本四架橋が橋脚の島にもたらす明暗(香川)
12 海砂利採取に伴う漁場環境の変化と漁家対応(香川)
13 海レクと漁業の競合と共存(香川・徳島)
14 原本の講読
15 まとめ
その他
教科書 使用しない。
参考書 その都度、授業中に紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
第3回目以降実施する授業内小テスト・レポート(70%)と、授業参画度(30%)による総合評価。
オフィスアワー 時間は木曜日の12:30~13:30、場所は8号館5階A-506研究室とする。
備考 ①開講時(第1回目最初)に受講調整を実施するので必ず出席してください。
②資質向上のため手書きのノートを推奨し、板書の撮影や録音等は禁止する。
③教材として用いる論文は、その都度授業時に紹介する。
④本講義に関する連絡は、授業中もしくは地理学科掲示板(3年生欄)にて行う。

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