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平成28年度以降入学者 | 歴史学2 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 歴史学2 | ||||
教員名 | 石橋 崇雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | ユーラシア近現代史にみられる日本に関わる政治外交・民族の問題を軸に、歴史学の問題設定を導き出す方法を捉え直します。 |
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授業のねらい・到達目標 | 人文科学分野の範疇に属す歴史学は、改めて言うまでもなく、人類の在り方を検証する多種多様な学問であり、文献書誌学と密接な関係にあります。今回は、所謂「ネルチンスク条約」に検証の焦点をあて、13世紀以降のユーラシア史が近現代史とどのように繋がり、殊に日本に関わる政治外交・民族の問題とどのように関わるのかを検証します。歴史学において受講生各自が独特な問題を設定し、独自の仮説を導き出すことのできる知識・技能・態度を習得することを、到達目標にしています。 |
授業の方法 | 講義形式です。但し、原則として講義担当者が一方的に講義するのではなく、事前学習・事後学習の実施を前提とした質問を講義内で、随時、適宜、投げかけますので、受講生各自が判断し、個人あるいはグループで事前に取り組み、独自の方法を模索しておいて下さい。 |
履修条件 | 止むを得ない場合を除き、毎回、事前学習による各自が独自に考える問題と課題を用意して受講して下さい。試験で参照できるのは自筆ノートと講義内配布史料類だけですので、必ずノートを持参して下さい。受講時におけるPCや電子機器類の持ち込み使用は、必要である理由を文章で提示し。事前に必ず講義担当者に許可を取って下さい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前に必ず授業計画を参照しておいて下さい。授業計画内容に沿って、各回で取り扱う主題に該当すると各自が考える問題点を設定し、その問題点について図書館等で関係図書類を閲覧して文章にして各自のノートにまとめ、その文章を持参して受講して下さい。受講後には、講義内容と事前に各自がまとめておいたノートの文章とを比較し、検証し直すようにして下さい。受講時におけるICレコーダーや携帯電話機器類等による録音・撮影等は、必要である理由を文章で提示し、事前に必ず講義担当者に許可を取って下さい。 |
授業計画 | |
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1 | 序:17世紀以降のユーラシア世界と東アジア世界について、どのように考えますか。 |
2 | 13世紀のモンゴル帝国と14世紀以降の明朝について、どのように考えますか。 |
3 | 14世紀以降の明朝と17世紀以降の清朝について、どのように考えますか。 |
4 | 13世紀のモンゴル帝国と17世紀以降の清朝について、どのように考えますか。 |
5 | ロシアの東方進出と同時代における世界史の動きについて、どのように考えますか。 |
6 | モンゴル帝国とロシアの関係について、どのように考えますか。 |
7 | 所謂「ネルチンスク条約」における体裁の問題について、どのように考えますか。 |
8 | 「ネルチンスク条約」における国書としての問題について、どのように考えますか。 |
9 | 「ネルチンスク条約」と国際法との関わりについて、どのように考えますか。 |
10 | 「ネルチンスク条約」における通商の問題について、どのように考えますか。 |
11 | 「ネルチンスク条約」における表記の問題について、どのように考えますか。 |
12 | 「ネルチンスク条約」の国内記録にみられる問題について、どのように考えますか。 |
13 | 「ネルチンスク条約」とイエズス会との関わりについて、どのように考えますか。 |
14 | 露・清問題と近代以降の日本・ロシアとの関わりについて、どのように考えますか。 |
15 | 到達目標の理解を確認する最終判定「試験」と総括解説です。 |
その他 | |
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教科書 | テキストは特に指定せず、適宜、関係する資料類を配布します。 |
参考書 | 石橋崇雄 『『大清帝国への道』』 講談社 2011年 吉田金一 『『ロシアの東方進出とネルチンスク条約』』 近代中国研究センター 1984年 *その他、適宜、授業中に提示します。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、レポート(50%) 定期試験(50%)と、シラバスに示した講義計画に沿って理解度を知るために出す課題レポート(50%)とにより、日本大学の成績評価基準に準拠して成績評価を行います。 |
オフィスアワー | 授業終了時に実施します(*授業開始前までに事前のアポをお願いします)。 |