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気候変動論

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科目名
平成27年度以前入学者
気候変動論
教員名 森島 済
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 気候変動の実態とその要因を理解すると共に,自然・人間環境への影響を考える.
授業のねらい・到達目標 過去から現在まで、気候は変動を繰り返しており、私たちの生活や文化・社会に大きな影響を及ぼしてきた。本講義では、第四紀において様々な時間空間スケールを伴いながら変動してきた気候の実態とそれに関わる環境変化を理解すると共に,特に歴史時代以降の気候変動が与えた人間社会への影響について考察することにより,自然環境変化と持続可能な人間社会という問題に対して意見を持ち,過去の事実も踏まえて説明ができるようになることを目指す.
授業の方法 講義形式。パワーポイントを使用し,毎回ハンドアウトを配布する。
履修条件 気候学を受講していることが望ましい。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 講義の中で紹介する
授業計画
1 ガイダンス:気候変動の時間スケールと空間スケール
2 気候変動とその要因
3 テクトニクスと気候
4 第四紀における長期変動 -氷期・間氷期サイクル-
5 氷期の気候変動 -最終氷期の気候環境-
6 最終氷期から現間氷期(完新世)への気候急変とその要因
7 完新世の気候変動と環境変化
8 歴史時代の気候変動(1) 中世の温暖期と人間社会への影響
9 歴史時代の気候変動(2) 小氷期と人間社会への影響
10 観測時代における気候変動の実態と要因(1) 地球温暖化
11 観測時代における気候変動の実態と要因(2) 異常気象と異常天候をもたらすテレコネクション
12 気候変動と自然環境への影響
13 気候変動と人間社会への影響
14 課題学習
15 まとめ
その他
教科書 教科書は使わない。毎回、プリントを配布する。
参考書 Mark Maslin 『気候 ー変動し続ける地球環境ー』 丸善 2016年 第1版
授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、平常点(30%)
オフィスアワー 水曜17時〜19時

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