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地形営力論

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科目名
平成27年度以前入学者
地形営力論
教員名 藁谷 哲也
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 地形変化と岩石の風化プロセス
授業のねらい・到達目標 一般に,地形変化が生じる前に地形を構成する物質(地形物質)は風化プロセスによる強度低下を起こす。強度低下によって,地形はより侵食されやすくなると考えることができる。すなわち風化プロセスは,地形変化の準備段階として重要な意味を持っている。この講義では,さまざまな風化プロセスを取り上げ,そのメカニズムや地形変化とのかかわりについて,地形物質の物理的・力学的性質とともに学習する。
授業の方法 BlackBoardによる配布資料やプロジェクター,ビデオなどを活用して講義を進める。
履修条件 「地形学」「地形学実験1,2」を履修していることが望ましい。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業計画を参考にして,参考書やインターネットなどから事前に基礎知識を準備するとともに,それらを事後学修の補強に役立てること。また,BlackBoardには,配布資料がアップロードされているので,必ず授業前に目を通し,印刷して授業時に持参してください。
授業計画
1 講義概要の説明
2 地形変化と風化プロセス
[準備]BlackBoardにアップした資料に目を通しておくこと。以降毎回,同じ。
3 熱風化プロセス
4 乾湿風化プロセス
5 凍結風化プロセス
6 塩類風化プロセス
7 生物活動に由来する風化プロセス
8 化学的風化プロセス
9 風化殻の形成と発達
10 マクロ・ミクロな風化環境
11 風化速度
12 石造文化財の劣化とその保存・修復に対する風化研究の貢献
13 カンボジア・アンコール遺跡に見られる風化プロセス
14 課題学習
15 総括と理解度の確認
その他
教科書 指定しないが,適宜プリントを配布する。
参考書 1)松倉公憲 『地形変化の科学』 朝倉書店 2008年 第初版
  その他,授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(60%)、授業参画度(40%)
成績は,テストの結果と授業参画度を総合して講義内容の理解度を判定し,評価します。テストは授業内に行う予定です。また,授業参画度は講義に対する積極的な取り組みを評価します。したがって,講義内容に対する質問や意見をするようにしてください。なお,レポートを提出してもらうことがある。
オフィスアワー 8号館4階A406室,金曜6時限目(事前連絡すること)

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