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平成28年度以降入学者 | 生命科学特別講義3(健康美容科学) | ||||
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教員名 | 宮本 達 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 化粧品や美容サプリメントの特性や美容と健康に及ぼす影響について科学的・技術的視点から理解する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 化粧品や美容サプリメントは身近な製品であるが、科学的・客観的情報が不足しており、製品の選び方、使い方、品質の見極め等が難しく、製品によっては肌トラブルが多かったりする。この講義では、香粧品の商品特性や処方内容、構成成分を始め、皮膚に対する安全性、有用性などの基本的な考え方を解説する。化粧品や美容サプリメントの各製品の特長や機能、原料の種類や特性や、皮膚に対する安全性や有用性の考え方と評価方法について理解することを目標とする。 |
授業の方法 | 授業においては、化粧品の分野別の製品の特長と機能、各配合成分(原料)、化粧品開発の例などについて解説する。化粧品と美容サプリメントの肌への有用性や安全性、化粧品の経皮吸収、皮膚科学等の基礎分野の他、化粧品の市場、法的規制等の関連する分野についても解説する。また、化粧水、日焼け止めクリーム、洗顔料などの各種化粧品の試作実習や使用感テスト、市販化粧品の配合成分調査などの各種実習により、授業内容の理解を深める。 |
履修条件 | なし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 各授業テーマについて参考書等で事前に概略を把握し、授業後に毎回のレジメを参考にして要点を考察する。授業レポートの質問や感想に次回授業でコメントすることにより理解を深める。 |
授業計画 | |
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1 |
化粧品概要と市場: 化粧品・医薬部外品の種類と分類、市場における化粧品・医薬部外品の動向等 |
2 |
化粧品と薬事法: 化粧品に関係する法的規制法、薬機法による定義、許認可に関わる制度、成分表示、医薬品との相違等 |
3 |
化粧品技術概要: 化粧品に関連する配合成分、処方技術、皮膚科学、安全性・有用性評価技術の技術等 |
4 |
化粧品の安全性: 化粧品や配合原料に関する安全性、評価方法、肌トラブル例、敏感肌の実態、原料規制等 |
5 |
化粧品製品概要(1): スキンケア化粧品(洗浄剤、化粧水、乳液等)の種類や特長、配合成分等 |
6 |
化粧品製品概要(2): メークアップ化粧品、ヘアケア化粧品の種類や特長、配合成分等 |
7 |
化粧品の配合成分と原料: 化粧品・医薬部外品に配合される原料の種類、由来などを理解し、配合目的と機能等 |
8 |
化粧品の配合成分調査: 市販化粧品の成分表示による配合成分の実態調査、製品機能と配合成分の関連調査 |
9 |
化粧品試作実習(1): クレンジング、化粧水、乳液、クリーム、ジェル等の化粧品試作、使用性調査 |
10 |
化粧品試作実習(2): 日焼け止め、リップクリーム、ファンデーション等の化粧品試作、使用性調査 |
11 |
化粧品試作実習(3): 実習(1)、(2)の製品とは異なる化粧品の試作、使用性調査、化粧品官能テスト |
12 |
化粧品と皮膚科学: 皮膚の構造と役割、皮膚生理機能、保水機能、バリア機能、代謝機能、加齢に伴う変化等 |
13 |
化粧品の有用性: 保湿作用、肌荒れ改善作用、美白作用、抗シワ作用等のメカニズム、成分、評価方法等 |
14 |
経皮吸収、美容サプリメント: 経皮吸収研究と化粧品の有用性との関係、美容関連サプリメント、内外美容 他 |
15 |
まとめ: 授業の振り返り、質問回答、総合的なまとめ |
その他 | |
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参考書 | 田上八朗、杉林堅次、能崎章輔 『化粧品科学ガイド 第2版』 フレグランスジャーナル 2010年 第2版 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(10%)、レポート(30%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(40%) |
オフィスアワー | 授業終了時 |