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平成28年度以降入学者 | 国際情勢2 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 国際情勢2 | ||||
教員名 | 六辻 彰二 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 現代において経済活動は社会全体を覆っており、各国は協力してその悪影響を管理する必要と、自らに有利なルールを作る要請の狭間にある。本講義では、国際経済と不可分の結びつきをもつ科学技術、移民、貧困、地球環境などの諸問題を取り巻く国際政治について解説する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 政治と経済の結びつきについて、国家間、各国内のそれぞれの次元で理解する。 先進国間だけでなく、新興国および開発途上国との関係で、国際関係を理解する。 |
授業の方法 | パワーポイントを用いた講義を行う。講義資料は毎回Blackboardから各自でプリントアウトして持参してもらうスタイルをとる。また、3回の小テストを行い、授業内容の理解を確認する。小テストの提出や各種アナウンスもBlackboardを通じて行う。主体的な取り組みが求められる。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | テキストの、次回講義内容の部分を読んでおくこと。 事前にBlackboardで講義資料を配布するので、目を通しておくこと。 国内ニュースだけでなく、ロイター通信、AFP通信、CNNなどのウェブサイト(日本語あり)で国際ニュースを随時チェックしておくと、講義内容を把握しやすい。 |
授業計画 | |
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1 | 導入:全体のガイダンスをして、次回以降に備える。 |
2 | 科学技術と国際政治(1)技術革新をめぐる国際競争:技術力と国際政治の相互作用について概説する。[準備]テキスト第7章1-4節 |
3 | 科学技術と国際政治(2)知的財産権をめぐる対立:知的財産権をめぐる対立を、南北関係を中心に解説する。[準備]テキスト第7章5-6節 |
4 | 移民をめぐる政治(1)移民増加のメカニズム:移民が増加する背景と、それによって発生する諸問題を考える。[準備]テキスト第8章1-3節 |
5 | 移民をめぐる政治(2)移民規制の諸政策:先進国で広がる移民規制の在り方について解説する。[準備]テキスト第8章4-5節 |
6 | 開発と人権、民主化(1)冷戦期の南北関係:1980年代末までの南北対立の構図を、経済体制の観点から解説する。[準備]テキスト第9章1-3節 |
7 | 開発と人権、民主化(2)グローバル化時代の開発援助:1990年代以降の南北関係を、開発援助の変化を中心に解説する。[準備]テキスト第9章4-6節 |
8 | 地球環境をめぐる国際政治(1)政治問題としての地球環境:地球環境問題がもつ政治的な対立の諸側面とアクターの多様性について解説する。[準備]テキスト第10章1-3節 |
9 | 地球環境をめぐる国際政治(2)地球温暖化対策:京都議定書後の地球温暖化対策を取り上げて解説する。[準備]テキスト第10章4節 |
10 | グローバル・レベルの国際秩序(1)グローバル・レジームの形成:グローバル経済を左右するワシントン・コンセンサスとWTO体制について解説する。[準備]テキスト第11章1-3節 |
11 | ローバル・レベルの国際秩序(2)グローバル・レジームへの挑戦:先進国主導のグローバル・レジームに対する、先進国内外からの批判を取り上げ、その変動の兆候について解説する。[準備]テキスト第11章4-5節 |
12 | リージョナル・レベルの国際秩序:世界各地で進む地域統合について解説する。[準備]テキスト第12章 |
13 | 授業内試験と解説 |
14 | ナショナル・レベルからの国際経済秩序:FTAとEPAを取り上げ、世界レベルでの競争に臨む各国の対応を解説する。[準備]テキスト第13章 |
15 | まとめ |
その他 | |
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教科書 | 野林 健・大芝 亮・納谷政嗣・山田 敦・長尾 悟 『国際政治経済学・入門』 有斐閣 2007年 第3版 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、Blackboradを通じた小テスト(30%) |
オフィスアワー | 授業後に質問を受け付ける他、メールでも対応する。s.mutsuji@gmail.com |