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科目名 平成27年度以前入学者 |
有機応用化学 | ||||
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教員名 | 矢田 智 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 現代の大規模な化学工業の中で、有機応用の有機工業化学は中心的存在である。その中でも石油化学工業の比重が高い。そこで石油、石油化学および石油化学製品の製造法について学ぶ。 |
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授業のねらい・到達目標 | 有機工業化学は石油化学を核として発展し、広範多岐にわたる。有機工業化学を支える石油はもちろんのこと、他に石炭や天然ガスなどの原料を出発物として各種の製品を実際の製造工程に沿って講義し、あわせて基本的かつ重要な有機化学反応や官能基別の特性を理解する。 |
授業の方法 | プリント資料を事前に配布し、書画カメラとパワーポイントによるディスプレイを用いて解説する。理解度の確認と成績評価の手段として、毎時間ごとに小テストを行う。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前に配布したプリントに記載されている事項について、事前に調べておく。事後、授業内容を見直し、問題点があれば、担当教員にアドバイスを得る。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス エネルギーと原料供給 石炭、石油、天然ガスなどの埋蔵量と将来 |
2 |
工業的合成法における基本的生産物(1) 化学製品生産量の推移、石油化学製品生産実績 ガソリン、重油の製造 |
3 |
工業的合成法における基本的生産物(2) 水素、合成ガス(製造と精製) C1-Chemistry、メタノール、ホルマリンなど |
4 | 各種オレフィンの製造(1) エチレン、プロピレンの合成 |
5 | 各種オレフィンの製造(2) ブテン、イソブテンの合成 |
6 | アセチレン等の合成法とその利用 製造と用途 |
7 | ジオレフィンの合成(1) 1,3-ブタジエン、イソプレンの合成 |
8 | ジオレフィンの合成(2) クロロプレン、シクロペンタジエンの合成 |
9 | ポリマー合成法の分類と特徴 |
10 | モノマーの合成(1) エチレン、プロピレンの合成 |
11 | モノマーの合成(2) アジピン酸、カプロラクタムの合成 |
12 | モノマーの合成(3) テレフタル酸、エポキシ類、アクリル酸の合成 |
13 | モノマーの合成(4) 塩化ビニルと可塑剤の合成、スチレンの合成 |
14 | 要点の確認 |
15 | 試験の解説と補足 |
その他 | |
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参考書 | K.Weissermel, H.J.Arpe (向山光昭監訳) 『工業有機化学』 東京化学同人 2004年 第5版 戸嶋直樹 『有機工業化学』 朝倉書店 2004年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(30%) 遅刻3回で欠席1回とし、実施授業の3分の2以上の出席者が評価対象となる。 |
オフィスアワー | 講義の前後 |