文理学部シラバスTOP > 文理学部 > ドイツ文学科 > ドイツ文学史講義2
日本大学ロゴ

ドイツ文学史講義2

このページを印刷する

科目名 ドイツ文学史講義2
教員名 関口 なほ子
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 19世紀以降のドイツ語圏の文学を学ぶ
授業のねらい・到達目標 前期の「ドイツ文学史講義1」で概観したドイツ文学に関する知識を基に、19世紀の代表的な作家・作品を考察することにより、ドイツ文学への理解を深めることができる。
授業の方法 おもに講義形式とするが、テーマに応じて受講生と意見交換を行う。
履修条件 学科の履修規定による。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業前後に提示した課題の作品を読む。各自ノートを作成し、授業で得た認識を基に自らの考察をまとめる。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。)
準備:学問としての「文学史研究」について考える。
2 文学史全体の流れを概観する。
19世紀社会の特徴・思想的背景について。
事前事後学習:当該箇所について下調べを行う。各自の認識のもとに要点をまとめる。
3 ヘルダーリンの世界観:「全」か「無」か
事前事後学習:各自の認識のもとに授業内容をまとめ、当該箇所の特徴をまとめる。
4 古典主義とロマン主義の違いについて
事前事後学習:各自の認識のもとに授業内容をまとめる。
5 現実と空想と人間の自我の問題について
事前事後学習:各自の認識のもとに授業内容をまとめる。
6 ロマン派の作品について
事前事後学習:各自の認識のもとに授業内容をまとめる。
7 シュティフターの自然観
人間と自然の関係性について。
事前事後学習:当該箇所について下調べをする。各自の認識のもとに授業内容をまとめる。
8 ヘッベルの戯曲
聖書を題材にしたヘッベルの作品解釈について。
事前事後学習:当該箇所について下調べをする。各自の認識のもとに授業内容をまとめる。
9 シュトルム
市民社会と芸術家の問題について。 
事前事後学習:当該箇所について下調べをする。各自の認識のもとに授業内容をまとめる。
10 フランツ・カフカ『変身』等
存在の不条理について考える。
事前事後学習:当該箇所について下調べをする。各自の認識のもとに授業内容をまとめる。
11 トーマス・マン『ヴェニスに死す』等
作品の描写から推測できることは何か。
事前事後学習:当該箇所について下調べをする。各自の認識のもとに授業内容をまとめる。
12 映像化された文学作品
事前事後学習:各自の認識のもとに授業内容をまとめる。
13 授業内試験と解説
14 授業内容、ならびに事前に提示された課題についての質疑応答とフィードバックを行う。
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。
その他
教科書 なし
参考書 保坂一夫 『ドイツ文学』 自由国民社 2009年
手塚富雄、神品芳夫 『ドイツ文学案内 (岩波文庫)』 1993年
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー 授業前後随時・学科研究室

このページのトップ