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| 科目名 | 科学史2 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 江川 晃 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 総合教育科目 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 科学革命のプロセスを歴史的にたどる。 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 遺伝子工学・脳科学・VR・ロボットに代表される21世紀のテクノロジーは、人間性と生態系に脅威をもたらすと警告されている。科学史は、科学の進歩の背後にある思想的問題および宗教と深く関わっている。「科学とは何か」を考えていくことで、科学により生活を支配されるのではなく、むしろ、科学を使いこなしていく知恵を身につけることができる。 |
| 授業の方法 | イメージしやすいように、ビデオ、パワポによるヴィジュアル教材を取り入れて講義形式で行う。また、参考文献のプリントを配布し、内容の補足をする。まず、古代の宇宙観・近世の天文学や物理学の発展を、背後の哲学的・宗教的問題とともに考えていく。次に、進化論、相対論、生命科学の発展、さらには、バーチャル・リアリティと脳科学、クローン・ES細胞・iPS細胞についてみていくことにする。 |
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 教科書の授業範囲を事前によく読んでおいてください。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ガイダンス:科学史とは何か? |
| 2 |
1章「科学」という言葉 [準備]教科書「科学哲学への招待」のP.18-31の箇所を読んでおくこと |
| 3 |
2章 アリストテレス的自然観 [準備]教科書「科学哲学への招待」のP.32-37の箇所を読んでおくこと |
| 4 |
古代ギリシャのセントラル・ドグマ [準備]教科書「科学哲学への招待」のP.37-46の箇所を読んでおくこと |
| 5 |
3章 科学革命1 コペルニクス [準備]教科書「科学哲学への招待」のP.47-57の箇所を読んでおくこと |
| 6 |
円の魔力 ケプラー [準備]教科書「科学哲学への招待」のP.57-61の箇所を読んでおくこと |
| 7 |
4章 科学革命2 ガリレオ [準備]教科書「科学哲学への招待」のP.61-71の箇所を読んでおくこと |
| 8 |
天と地の統一 ニュートン [準備]教科書「科学哲学への招待」のP.72-77の箇所を読んでおくこと |
| 9 |
5章 科学革命3 デカルト [準備]教科書「科学哲学への招待」のP.78-87の箇所を読んでおくこと |
| 10 |
心身問題と「心の哲学」 [準備]教科書「科学哲学への招待」のP.87-92の箇所を読んでおくこと |
| 11 |
6章 科学の制度化 科学と大学 [準備]教科書「科学哲学への招待」のP.93-98の箇所を読んでおくこと |
| 12 |
第二次科学革命 [準備]教科書「科学哲学への招待」のP.98-111の箇所を読んでおくこと |
| 13 |
現代の科学 : トランスサイエンス [準備]教科書「科学哲学への招待」のP.263-270の箇所を読んでおくこと |
| 14 | 授業内試験と解説 |
| 15 | これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 野家啓一 『科学哲学への招待 (ちくま学芸文庫)』 筑摩書房 2015年 第1版 プリントも配布します。 |
| 参考書 | 授業で紹介します。 |
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(100%) |
| オフィスアワー | 水曜日昼休み、本館2F講師室 |