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| 科目名 | 上代文学講義1 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 梶川 信行 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 
                  文理学部
                   (他学部生相互履修可)  | 
              
| 科目群 | 国文学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | 国語教科書の中の『万葉集』 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | AIが急速に普及している。それが生活を便利にする一方で、さまざまな職種で雇用が失われることも予想されているが、そうした中、古典教育はどうあるべきか。文法中心の不毛な高校の授業ばかりでなく、大学における古典教育も、その存在意義が問われている。本講義では、高等学校の国語教科書の『万葉集』を通して、従来の古典教育の何が問題で、今後どうあるべきかを考えてみることを目的とする。 この2月、高等学校の新しい学習指導要領が告示されたが、4年後には新しい教科書に基づく授業が始まる。そうした時期だからこそ、過去のものとなる現在の教科書の問題点をきちんと検証しておく必要がある。それによって、大学における古典研究のあるべき方向性についても見えて来るのではないかと思われる。  | 
              
| 授業の方法 | プロジェクタを使い、さまざまな画像を見せつつ講義を行なう。また、授業中に小さな課題を与えることも考えている。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習などの教材については、Blackboardに掲載する。 また、その日の講義の要点のまとめ等もBlackboardに載せておくので、復習に利用すること。  | 
              
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ガイダンス 古典をいかに学ぶか | 
| 2 | 教科書の歴史と『万葉集』 | 
| 3 | 総論・高等学校「国語総合」の『万葉集』 | 
| 4 | 序詞とはどのようなものか | 
| 5 | 「国語総合」の額田王の歌 | 
| 6 | 「国語総合」の柿本人麻呂の歌 | 
| 7 | 「国語総合」の志貴皇子の歌 | 
| 8 | 「国語総合」の山部赤人の歌 | 
| 9 | 「国語総合」の大伴旅人の歌 | 
| 10 | 「国語総合」の山上憶良の歌 | 
| 11 | 「国語総合」の大伴家持の歌1 | 
| 12 | 「国語総合」の大伴家持の歌2 | 
| 13 | 「国語総合」の東歌 | 
| 14 | 防人歌の享受史と「国語総合」の防人歌 | 
| 15 | これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める・レポート提出 | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 森淳司 『訳文万葉集』 笠間書院 2007年 約4500首のすべてが載っているものならば、指定した本でなくても構わない。 ただし、持ち運びの便、値段を考えた時、指定した本がもっとも合理的である。  | 
              
| 参考書 | 必要に応じて、授業中に適宜指示する。また、Blackboardに提示することもある。 | 
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) 授業の内容を反映しないレポート、参考文献を丸写ししたレポートは、評価の対象としない。 また、提出期限を過ぎたレポートは受理しない。 なお、レポートの書き方、評価の方法などに関するプリントを6月頃Blackboardに掲載する予定である。  | 
              
| オフィスアワー | 月・木・金。具体的な時間は開講時に伝える。 |