博物館実習１（学内）

授業テーマ	博物館資料とは、どのように資料化し公表し活用するのか
授業のねらい・到達目標	人文系博物館の所蔵資料を公開するための基本的な作業を行う
授業の方法	実物資料の取り扱いやシュミレーションを行い、人文系博物館での基本的作業を実習する
履修条件	「博物館概論」および「博物館経営論」の両科目の単位を取得し，かつ学芸員コース履修者選考試験に合格した者。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	博物館や美術館など展示を見学し、図録（カタログ）や収蔵品目録などをいくつか読んでおくこと。

授業計画
1	ガイダンス：博物館・学芸員の役割と実務
2	資料の記録化(1)：資料収集の流れ
3	資料の記録化(2)：聞き取りと資料カード作成
4	資料の記録化(3)：資料カード作成と写真撮影
5	資料の記録化(4)：資料の写真撮影①
6	資料の記録化(5)：資料の写真撮影②
7	資料の記録化(6)：資料の写真撮影と整理
8	資料の記録化(7)：実測①
9	資料の記録化(8)：実測②
10	資料の記録化(9)：実測③
11	資料の記録化(10)：拓本①
12	資料の記録化(11)：拓本②
13	特別展示の実務(1)特別展示作成の流れと調書作成
14	第2回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う
15	これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める

その他
教科書	なし
参考書	小林克『新博物館学-これからの博物館経営-』同成社 2009年授業中に参考事例として取り上げることがあるので、事前に読んでおく事が望ましい。
成績評価の方法及び基準	レポート(20%)、授業参画度(40%)、実習の成果物の提出とその内容(40%)
オフィスアワー	授業終了後、および授業終了後の昼休みに対応する。