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科目名 | 宗教学特殊講義4 | ||||
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教員名 | 合田秀行 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 日本の精神的文化を代表する坐禅について取り上げ、多角的な視点からの講義を行う。 |
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授業のねらい・到達目標 | 前期に引き続き、坐禅に関する思想的かつ身体論的な理解を深め、長い仏教の歴史の中で培われてきた坐禅文化を総合的に理解することを目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 指定の教科書を中心として板書による講義形式で進めます。さらに適時、補足のプリントや映像資料も併用して、より理解を深めます。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 前期の内容に踏まえて、坐禅を考察するので前期(宗教学特殊講義3)も履修していることが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業方法について説明する) 尽一切と通い合っている坐禅(1) 坐禅のスケール 【事前学習】シラバスを読み、講義の概要を理解した上で、教科書pp.223~239を読み、疑問点をまとめておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
2 |
尽一切と通い合っている坐禅(2) 自立行ではない坐禅 【事前学習】教科書pp.239~256を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
3 |
尽一切と通い合っている坐禅(3) 坐禅を助けてくれるもの 【事前学習】教科書pp.256~275を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理し、小レポート①を作成する。 |
4 |
明るく開いて待つ(1)站椿の稽古 【事前学習】教科書pp.276~291を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
5 |
明るく開いて待つ(2)求めずして得られた「中心」 【事前学習】教科書pp.291~308を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理し、小レポート②を作成する。 |
6 |
活潑潑地の坐禅(1) 坐禅の不動性 【事前学習】教科書pp.311~326を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
7 |
活潑潑地の坐禅(2) 体軸のゆらぎ 【事前学習】教科書pp.326~342ページを読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
8 |
活潑潑地の坐禅(3) 大空無雲 山下雷鳴 【事前学習】教科書pp.343~357を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理し、小レポート③を作成する。 |
9 |
自ずから成る(1) 結跏趺坐とヨーガ 【事前学習】教科書pp.258~380を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
10 |
独りよがりの坐禅への戒め(2) 「自然」を知らないという自覚 【事前学習】教科書pp.380~399を読み、疑問点を確認。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理し、小レポート④を作成する |
11 |
結果自然成の坐禅(1) 坐禅をunlearn,unteachする 【事前学習】教科書pp.403~431ページを読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
12 |
結果自然成の坐禅(2) 坐蒲に坐って 【事前学習】教科書pp.432~454を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
13 |
結果自然成の坐禅(3) 正式な坐禅の始まり 【事前学習】教科書pp.455~472を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、疑問点を確認し、小レポート⑤を作成する。 |
14 |
身体感覚に導かれて坐る坐禅(1) 仏道と凡夫道 【事前学習】教科書pp.473~492を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
15 |
身体感覚に導かれて坐る坐禅(2) 坐禅から伸び上がる上体 【事前学習】教科書pp.492~516を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理し、小レポート⑥を作成する。 |
その他 | |
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教科書 | 藤田一照 『現代坐禅講義 只管打坐への道 (角川ソフィア文庫)』 KADOKAWA 2019年 |
参考書 | 講義中に、適時紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、授業参画度(40%) 授業参画度は、節目ごとに課す小レポート(4回程度)で評価します。各章、各対談ごとに印象に残った箇所や関心を持った部分を指摘して小レポー提出してもらい評価します。また、学期末に総括的なレポート(2000字程度)を提出してもらい評価します。 |
オフィスアワー | 講義終了時 |