宗教学概論２（哲学科及び哲学科再履修）

科目名	宗教学概論２（哲学科及び哲学科再履修）
教員名	小林紀由
単位数	2	学年	1	開講区分	文理学部
科目群	哲学科
学期	後期	履修区分	必修

授業概要	宗教思想に関する基礎的知識を学ぶ
授業のねらい・到達目標	哲学科必修科目であり宗教学概論１の継続である。宗教学の立場にたち、諸問題を講義することにより、この学問の基本的理解を得ることを目標とする。（この科目は類としての宗教を扱うものであって、仏教、キリスト教など個別の宗教に関する知識を得ることを主要な目的としたものではない。）この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法	講義による。毎回学生からの質問に答えることにより、双方向性を確保する。教科書等に事前に目を通しておくこと、また授業後には毎回質問票を提出してもらう。本授業の事前・事後学習は、各２時間の学習を目安とします。
履修条件	月曜2限に、哲学科専門科目として哲学科学生が受講する講座です。哲学科学生の再履修もこの講座でどうぞ。また、社会人聴講生の方もこちらで受講してください。

授業計画
1	講義のねらいと目標　〔事前学習〕シラバスのこのページを読んでおくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
2	宗教思想の特徴　〔事前学習〕教科書109-116ページを読んでおくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
3	神話というもの　〔事前学習〕教科書145-147ページを読んでおくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
4	起源神話の類型　〔事前学習〕教科書181-184ページを読んでおくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
5	ヘブル語聖書（旧約聖書）「創世記」の神話　世界起源　〔事前学習〕教科書149-153ページを読んでおくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
6	ヘブル語聖書（旧約聖書）「創世記」の神話　人類起源　〔事前学習〕教科書149-153ページを再読しておくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
7	古事記の世界起源神話　〔事前学習〕教科書185-192ページを読んでおくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
8	他界と来世　〔事前学習〕教科書195-203ページを読んでおくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
9	古事記の他界観　〔事前学習〕事前に配布するプリントを読んでおくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
10	神話と王権　古事記の場合　〔事前学習〕事前に配布するプリントを読んでおくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
11	神話と王権　古事記の場合　〔事前学習〕事前に配布するプリントを再読しておくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
12	神観念の起源問題　〔事前学習〕教科書47-57ページを読んでおくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
13	神の定義問題　〔事前学習〕教科書127-133ページを読んでおくこと。　〔事後学習〕次週の「質問票」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
14	宗教思想の目的と特徴　〔事前学習〕教科書，ノートの宗教思想をめぐる議論を再読しておくこと。　〔事後学習〕次週の「リアクション」提出にそなえ、ノートをまとめておくこと。
15	これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。　〔事前学習〕宗教の機能の観点から宗教思想の目的と特徴について再考しておくこと。　〔事後学習〕レポート提出のために講義内容を再検討しておくこと。

その他
教科書	脇本平也『宗教学入門』講談社（学術文庫） 1997年
参考書	使用しない
成績評価の方法及び基準	レポート(80%)、小課題(20%) 小課題は、毎回の「質問票」等で評価する。
オフィスアワー	哲学科小林研究室　月曜・火曜・木曜（時間は授業時に指示する）