考古学実地研究２

授業概要	発掘調査における遺跡での実践とその後の資料処理方法。
授業のねらい・到達目標	発掘調査における必要な技術力及び調査後の資料整理方法の習得を目指す。この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法	後期は発掘後の資料整理方法とその資料化の方法について講義並びに実習をおこなう。また、遺跡の現地説明会、講演会、研究会等の紹介も随時おこなう。
履修条件	史学科の学生に限る。（ただし、学芸員コースを履修している者は許可する。）

授業計画
1	ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）
2	整理と資料化の基本方針
3	発掘資料（遺構）の整理方法について
4	発掘資料（記録類）の基礎整理－遺構図の整理
5	発掘資料（記録類）の基礎整理－遺構図の作成
6	発掘資料（記録類）の基礎整理－遺構図の表記と記載事項
7	発掘資料（遺物）の整理方法について
8	出土遺物の基礎整理－出土遺物の洗浄・注記等の基礎知識
9	出土遺物の基礎整理－出土遺物の分類・接合及び摘出方法
10	出土遺物の基礎整理－出土遺物の資料化方法
11	調査成果の検討（遺構）
12	調査成果の検討（遺物）
13	調査成果の総合的検討１／情報の整理、遺跡の評価
14	調査成果の総合的検討２／情報の整理、遺構・遺物の評価
15	これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める

その他
教科書	教科書は指定せず、必要に応じて資料を配付する。
参考書	授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準	レポート(20%)、授業参画度(80%) 授業参画度とレポートの総合評価。毎授業後半時に講義内容の理解度及び到達目標を確認するため、リアクションペーパー、小テスト、レポート、ディスカッション等で受講生の参画度を評価する。
オフィスアワー	授業終了時、研究室、講師室で１時間程度の質問に対応します。事前に質問等がある場合はメールで予約すること。メールアドレス；kawai1122@kjc.biglobe.ne.jp
備考	授業ごとに配布する資料を次回授業時までに必ず読んで予習・復習すること。授業終了時に次回授業範囲を説明するので準備をすること。