文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 日本語 > 日本語中上級8
日本大学ロゴ

日本語中上級8

このページを印刷する

科目名 日本語中上級8
教員名 李婷
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 テーマ:日本語口頭表現(2)
概要:本授業は、アカデミック・スピーキングのレベルアップを目指し、2種類の研究発表会を行います。そのために、1)テーマ探し、2)調査の目的・内容・方法の検討、3)参考資料の収集や情報カードの作成、4)アンケート調査やインタビュー調査の方法、5)ポスターやレジュメの作成、6)報告書やレポートの作成など、一連の活動を取り上げます。
授業のねらい・到達目標 ①関心のある事柄について調査し、報告書を作成して発表する方法をマスターする。
②調査の目的にあった調査方法を考え、調査結果の示している意味を考えることができる。
③客観的な根拠のもとに主張を論理的に展開するレポートの形式とプレゼンテーションの方法をマスターする。
④専門分野で関心のあるテーマについて自分自身の考えを明らかにすることができる。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP5,CP8に対応しています。
授業の方法 * 予習:
①[本文編]における文章体の読解素材と口語体の聴解素材を予習する。
②「内容理解のためのポイント」を押さえておく。
* 授業:
①調査の方法を学ぶ。
②クラス発表会を行う。
③公開ポスター発表会を行う。
* 復習:
① 自己評価と他者評価
② 自分自身の課題を明らかにして、改善方法を考える。
* 宿題:スピーチの原稿や討論レジュメ、PPTの作成など
本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とします。
履修条件 留学生のみ履修可。クラス分け掲示を確認すること。
授業計画
1 ガイダンス、 「調査のテーマを決める」、「調査内容を考える」
【事前学習】シラバスを事前に確認する。
【事後学習】発表したいテーマについて、5つくらい候補を決める。
2 第7課「社会科学の方法」
【事前学習】第7課のCDを聞き、「内容理解のためのポイント」を押さえておく。
【事後学習】グループで決めたテーマについて、各自で調査計画案を作成する。
3 「調査票を作成する」
【事前学習】タスク篇(p.107-111)を予習しておく。
【事後学習】グループの調査票を皆で分担し、作成する。それぞれ作成した箇所に記名すること。
4 第8課「情報化社会」、 「面接調査のための表現」
【事前学習】第8課のCDを聞き、「内容理解のためのポイント」を押さえておく。タスク篇(p.112-113)を予習しておく。
【事後学習】グループで採用された調査計画案を実施する。(役割分担を明確にすること)
5 「参考資料を探す」、「情報カードを作成する」
【事前学習】タスク篇(p.137-146)を予習しておく。
【事後学習】情報カードを作成する。
6 「報告書を作成する」
【事前学習】タスク篇(p.114-120)を予習しておく。
【事後学習】グループの調査報告書を皆で分担して、作成する。それぞれ作成した箇所に記名すること。
7 第9課「グローバル化時代の課題」、「調査結果を発表する」
【事前学習】第9課のCDを聞き、「内容理解のためのポイント」を押さえておく。タスク篇(p.114-120)を予習しておく。
【事後学習】第9課で学んだシンポジウムにおける発表の表現をまとめる。
8 「レジュメの作成」、「レジュメにそった発表」
【事前学習】タスク篇(p.164-169)を予習しておく。
【事後学習】レジュメを作成する。
9 「プレゼンテーションのポイント」
【事前学習】第9課のCDを聞き、「内容理解のためのポイント」を押さえておく。タスク篇(p.170-171)を予習しておく。
【事後学習】プレゼンテーションの発表原稿を作成する。
10 クラス発表会(1)
【事前学習】プレゼンテーションの準備をする。
【事後学習】プレゼンテーションの振り返りをする。
11 クラス発表会(2)
【事前学習】プレゼンテーションの準備をする。
【事後学習】プレゼンテーションの振り返りをする。
12 第10課「日本国憲法の今日的意味」、「レポートの構成を考える」
【事前学習】第10課のCDを聞き、「内容理解のためのポイント」を押さえておく。タスク篇(p.147-150)を予習しておく。
【事後学習】ポスターを作成する。
13 公開ポスター発表会
【事前学習】ポスター発表を準備する。
【事後学習】ポスター発表の振り返りをする。
14 第11課「企業の社会的役割」、「レポートの基本」
【事前学習】第11課のCDを聞き、「内容理解のためのポイント」を押さえておく。タスク篇(p.151-154)を予習しておく。
【事後学習】レポートのアウトラインを作成する
15 「レポートの基本的な表現」
【事前学習】タスク篇(p.155-162)を予習しておく。
【事後学習】レポートを作成する。
その他
教科書 山本冨美子 『留学生・日本人学生のための日本語表現練習ノート 国境を越えて タスク編』 新曜社 2007年 第4版
山本冨美子 『留学生・日本人学生のための日本語表現練習ノート 国境を越えて 本文編』 新曜社 2001年 第7版
*本教科書は、日本語中上級7と8で使います。必ず購入してください。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(30%)、タスク(40%)
授業参画度は、ディスカッション、リアクションペーパー等で評価します。
オフィスアワー 授業終了時、教室にて。

このページのトップ