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日本語中上級7

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科目名 日本語中上級7
教員名 李婷
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 テーマ:日本語口頭表現(1)
概要:本授業は、アカデミック・スピーキングのための4のタスクから構成されている。タスクⅠ(スピーチ)では、特徴的な自文化を説明・紹介する。タスクⅡ(討論)では、人口問題などについてディスカッションを行う。タスクⅢ(図表の解説)では、信憑性のあるデータを探して、自国の社会変化などについて説明する。タスクⅣ(ディベート)では、〜の開発などについて、賛成派と反対派に分けて議論する。
授業のねらい・到達目標 【タスクⅠ】スピーチ
① 物事(文化・風土の特徴)を的確に説明・紹介する方法をマスターする。
② 多様な文化・風土の特徴を理解し、物事を類型的に考えることができる。
【タスクⅡ】討論
① 問題の現状と問題点を説明し、解決策を得るための討論のしかたをマスターする。
② 各国・地域の人口問題の現状と問題点を明らかにし、グローバルな視点から対策を考えることができる。
【タスクⅢ】図表の解説
① 社会変化を表す図表を選び、図表の口頭解説のしかたをマスターする。
② 図表の表してる意味について、社会的背景・要因を考え、解釈することができる。
【タスクⅣ】ディベート
① 客観的な根拠をもとにして、賛成・反対の意見を主張する方法をマスターする。
② 身近な開発事例について開発のメリット・デメリットを考え、開発と環境保全の両立について検討することができる。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP5,CP8に対応しています。
授業の方法 * 予習:
①[本文編]における文章体の読解素材と口語体の聴解素材を予習する。
②「内容理解のためのポイント」を押さえておく。
* 授業:
①[本文編]の内容理解を確認する。
②各タスクのパターンや基本を学ぶ。
③タスクごとにスピーチ、討論会、ミニプレゼンテーションとディベートを行う。
* 復習:
① 自己評価と他者評価
② 自分自身の課題を明らかにして、改善方法を考える。
* 宿題:スピーチの原稿や討論レジュメの作成など
本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とします。
履修条件 留学生のみ履修可。クラス分け掲示を確認すること。
授業計画
1 Ⅰ-1 第1課 文明の多様性と異質性
【事前学習】シラバスを事前に確認する。
【事後学習】第1課のCDを聞き、「内容理解のためのポイント」を押さえておく。
2 Ⅰ-2 スピーチのパターン、基本とチェックポイント
【事前学習】スピーチのトピックを決めておく。
【事後学習】スピーチの原稿を作成する。
3 Ⅰ-3 スピーチ会(1)
【事前学習】スピーチを練習しておく。
【事後学習】スピーチの振り返りをする。
4 Ⅰ-4 スピーチ会(2)
【事前学習】スピーチを練習しておく。
【事後学習】スピーチの振り返りをする。
5 Ⅱ-1 第2課 人口動態
【事前学習】第2課のCDを聞き、「内容理解のためのポイント」を押さえておく。
【事後学習】テキストにおけるフォーマルな言語表現をまとめる。
6 Ⅱ-2 討論用レジュメの作成、パターンとフォーマルな言語表現の基本
【事前学習】討論会のトピックを決めておく。
【事後学習】司会者と討論者の表現を復習する。
7 Ⅱ-3 討論会(1)
【事前学習】討論用レジュメを作成して、討論会を準備する。
【事後学習】討論会の振り返りをする。
8 Ⅱ-4 討論会(2)
【事前学習】討論用レジュメを作成して、討論会を準備する。
【事後学習】討論会の振り返りをする。
9 Ⅲ-1 第3課 戦後の社会構造の変容 / 第4課 戦後の経済構造の変容
【事前学習】第3、4課のCDを聞き、「内容理解のためのポイント」を押さえておく。
【事後学習】解説したいトピックを決めておく。
10 Ⅲ-2 図表の選択と図表説明のパターン
【事前学習】決めたトピックについてインターネットで調べる。
【事後学習】文章と口頭による解説例を復習する。
11 Ⅲ-3 ミニプレゼンテーション
【事前学習】PPTを作成して、口頭による解説の練習をする。
【事後学習】ミニプレゼンテーションの振り返りをする。
12 Ⅳ-1 第5課 開発の功罪 / 第6課 地球規模の環境問題と対策
【事前学習】第5、6課のCDを聞き、「内容理解のためのポイント」を押さえておく。
【事後学習】ディベートのトピックを決めておく。
13 Ⅳ-2 ディベートの基本とパターン
【事前学習】グループ用作戦シートを作成する。
【事後学習】グループの主張、理由、根拠を調べる。
14 Ⅳ-3 ディベート(1)
【事前学習】個人用作戦シートを作成して、ディベートを準備する。
【事後学習】ディベートの振り返りをする。
15 Ⅳ-4 ディベート(2)
【事前学習】個人用作戦シートを作成して、ディベートを準備する。
【事後学習】ディベートの振り返りをする。
その他
教科書 山本冨美子 『留学生・日本人学生のための日本語表現練習ノート 国境を越えて タスク編』 新曜社 2007年 第4版
山本冨美子 『留学生・日本人学生のための日本語表現練習ノート 国境を越えて 本文編』 新曜社 2001年 第7版
*本教科書は、日本語中上級7と8で使います。必ず購入してください。
参考書 山本冨美子 『留学生・日本人学生のための日本語表現練習ノート 国境を越えて 文型・表現練習ノート』 新曜社 2007年
成績評価の方法及び基準 授業参画度(20%)、タスク(60%)、課題(20%)
授業参画度は、ディスカッション、リアクションペーパー等で評価します。
タスクの60%は、スピーチ会15%、討論会15%、ミニプレゼンテーション15%、ディベート15%からなっています。
オフィスアワー 授業終了時、教室にて。

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