特殊研究ゼミナール４

科目名	特殊研究ゼミナール４
教員名	藤平泉
単位数	1	学年	4	開講区分	文理学部
学期	後期	履修区分	必修

授業概要	新古今和歌集研究２
授業のねらい・到達目標	２０１９年度は、昨年度までの『新古今和歌集』の歌人研究を発展させ、各自新古今歌人の中から一人の歌人を選ぶか、歌題・歌材から一つ選び、その和歌を中心に検討し、特により専門的に歌人の経歴、文学事績調査もしくはその歌題・歌材の歴史的変遷と新古今集における歌風研究を一首一首の解釈を丁寧に行うことを主眼としたい。このゼミナールによって和歌作品の基礎的読解力を獲得できるこの科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法	演習形式。前期に続いて担当の箇所を更に深く検討するため第二回目の発表を行う。前期で全員が終了していない場合はまず、前期の残りの発表を行ってから二回目の発表に入る。四年生は後期の後半は卒業論文などがあるので、原則として先に発表するので四年生→三年生の順になる。本授業の事前・事後学習は，各２時間の学習を目安とします。
履修条件	受講を許可された４年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は特殊研究ゼミナール３（前期）の第１回目の授業で申し出ること。

授業計画
1	ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）【事前学習】前期の振り返り　【事後学習】後期発表の計画
2	前期のまとめと後期の内容について　【事前学習】後期発表の決定　【事後学習】後期担当分の決定
3	二回目の発表の準備　【事前学習】前回講義の振り返り　【事後学習】後期発表の計画
4	口頭発表の準備　【事前学習】前回講義の振り返り　【事後学習】後期発表の準備
5	第二回目の口頭発表１（人数により調整する）【事前学習】前回講義の振り返り　【事後学習】後期発表の準備
6	第二回目の口頭発表２　前期の発表をふまえて　【事前学習】前回講義の振り返り　【事後学習】後期発表の準備
7	第二回目の口頭発表３　前回の問題点をより深く考えよう　【事前学習】前回講義の振り返り　【事後学習】後期発表の準備
8	第二回目の口頭発表４　質問事項を具体的にまとめよう　【事前学習】前回講義の振り返り　【事後学習】後期発表の準備　他の人の発表を考える
9	第二回目の口頭発表５　配列の問題　【事前学習】前回講義の振り返り　【事後学習】後期発表の準備　他の人の発表を考える
10	第二回目の口頭発表６　新古今歌風の問題　【事前学習】前回講義の振り返り　【事後学習】後期発表の準備　他の人の発表を考える
11	第二回目の口頭発表７　新古今集全体の問題　【事前学習】前回講義の振り返り　【事後学習】後期発表の準備　他の人の発表を考える
12	第二回目の口頭発表８　三年生は卒業論文にむけて　【事前学習】前回講義の振り返り　【事後学習】後期発表の準備　卒論の計画
13	第二回目の口頭発表９　後期レポートについて　【事前学習】レポートの準備　【事後学習】レポートの作成
14	事前に示したレポートの課題について，質疑応答及びフィードバック　【事前学習】レポートの清書　【事後学習】レポートの準備を行う。
15	これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める　【事前学習】レポートの完成　【事後学習】レポートの提出　卒論の確認

その他
教科書	有吉保・橋本不美男・岸上慎二『校訂　新古今和歌集』武蔵野書院１９９９年第３２版四年生は、既に購入しているので再度買う必要はない。
参考書	ゼミナール開始時に指示する。
成績評価の方法及び基準	レポート(20%)、授業参画度(20%)、口頭発表(60%) 口頭発表とそれを質疑をふまえてまとめたレポートおよび、質疑への参加度による総合評価。
オフィスアワー	原則月放課後（１８時以降）。藤平研究室（７号館４階７４０７室）できるだけ事前にアポイントをとること。