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特殊研究ゼミナール1

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科目名 特殊研究ゼミナール1
教員名 荻野綱男
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 必修
授業概要 テキストエディタ MIFES を使って、手元のテキストデータをさまざまに検索し、加工することを学ぶ。それを通して、コーパスを検索・加工する技術を身につけ、日本語学の研究法の一端を習得する。
授業のねらい・到達目標 テキストエディタ MIFES を使いこなすことにより、自分のパソコン内にあるあらゆるテキストデータを自由に扱える能力を獲得することがねらいである。
 テキストエディタ MIFES に備わったキーボードマクロ、さらにはマクロコマンドを使えば、ある程度の量のテキストデータを自由に検索・加工することも可能になる。そのような機能を使えるようにすることで、さまざまなデータをパソコンで加工する「処理能力」を向上させる。
 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。
授業の方法 荻野の講義を中心に進めるが、受講者は毎回の宿題を実行しながら、順次テキストエディタの機能の詳細を知り、自分で体験することが重要である。
 ある程度、自由にテキストエディタが使えるようになったところで、それを活用した日本語研究の課題にチャレンジし、その結果をレポートとして提出する。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
履修条件 受講を許可された3年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は第1回目の授業で申し出ること。
授業計画
1 MIFES の基本──インストールと入出力
[事前学習] テキストエディタとはどんなものか、ネットで検索して調べておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第1回目の宿題を行いメールで報告すること
2 MIFES の基本──基本操作
[事前学習] テキストエディタを自分で操作し、データの読み書きを経験しておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第2回目の宿題を行いメールで報告すること
3 MIFES の応用――検索と正規表現
[事前学習] テキストエディタのヘルプを参照して、正規表現を用いた検索について調べておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第3回目の宿題を行いメールで報告すること
4 MIFES の応用――置換とカスタマイズ
[事前学習] テキストエディタのヘルプを参照して、正規表現を用いた置換について調べておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第4回目の宿題を行いメールで報告すること
5 MIFES のツール――ソート(sort)と単一化(uniq) など
[事前学習] テキストエディタの各種メニューを参照して、どんな機能があるか、一通り調べておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第5回目の宿題を行いメールで報告すること
6 キーボードマクロ──使い方の基本とその例
[事前学習] テキストエディタのヘルプを参照して、キーボードマクロについて調べておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第6回目の宿題を行いメールで報告すること
7 キーボードマクロ──コーパスの検索と保存
[事前学習] テキストエディタのヘルプを参照して、自分でキーボードマクロが実行できるようになっておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第7回目の宿題を行いメールで報告すること
8 マクロコマンド(1)──マクロコマンドとは
[事前学習] テキストエディタのヘルプを参照して、マクロコマンドとは何かについて調べておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第8回目の宿題を行いメールで報告すること
9 マクロコマンド(2)──dfind の作成と使用
[事前学習] テキストエディタのヘルプを参照して、マクロコマンドの実行のしかたについて調べておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第9回目の宿題を行いメールで報告すること
10 マクロコマンド(3)──マクロコマンドの学び方
[事前学習] ネット(WWW)にある MIFES のマクロコマンドの例を検索し、どんなものかざっと見ておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第10回目の宿題を行いメールで報告すること
11 マクロコマンド(4)──spacecut と callword の作成と使用
[事前学習] テキストエディタのヘルプを参照して、マクロコマンドの作成のしかたについて調べておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第11回目の宿題を行いメールで報告すること
12 マクロコマンド(5)──OginoExit など
[事前学習] テキストエディタのヘルプを参照して、マクロコマンドに含まれる関数や定数について調べておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第12回目の宿題を行いメールで報告すること
13 荻野流エディタの使い方 パソコンの活用法
[事前学習] テキストエディタをどう使うのか、何に使えるのか、想像も含めて考えておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第13回目の宿題を行いメールで報告すること
14 レポートの執筆とそれに関する質疑応答
[事前学習] レポート課題を実際に調査すること
[事後学習] レポートの内容・誤字について確認すること
15 まとめと優秀レポートの紹介
[事前学習] テキストエディタの使い方を復習し、全体について理解しておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
その他
教科書  なし。毎回プリントを用意する。
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート(80%)、授業参画度(20%)
授業参画度は、毎回の宿題等で評価します。
オフィスアワー 水曜日 16:20-17:50 荻野研究室(7410)
 メールアドレスは授業中に公開する

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