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基礎演習1

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科目名 基礎演習1
教員名 梶川信行
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 必修
授業概要 『万葉集』を読む
参考文献の集め方、作品分析の方法など、研究的な態度で古典を理解するための具体的なスキルを身につける。
授業のねらい・到達目標 『万葉集』は奈良時代に形成された歌集である。1300年の時を隔てた作品集なので、当然、その背景となる文化・制度等は現代と大きく異なる。作品鑑賞の対象とするのではなく、古代和歌の世界として『万葉集』を読もうとすれば、わたしたちが時間を溯って行く努力をしなければならない。そのためには、どのような手続きが必要か。どのような方法があるのか。この授業では、異文化理解の方法を考えたいと思う。あわせて、『万葉集』に関する常識もぜひ身につけてほしいと思う。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 受講生一人一人に課題を与え、指定された時間に発表する。質疑応答を通して、理解を深めることが基本である。調べ方の基本、発表の方法などについては、四月中の授業で説明する。連休明けの授業から、受講生の発表を行なう。
発表は決められた日に行ない、発表者以外の者は、コメントシートにできるだけ詳細なコメントを書く。
最後に発表内容の中から問題点を一つ掘り下げ、レポートをまとめて提出する。
本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び発表の方法などについて説明する)
【事前学習】 『万葉集』に関する基本的な知識を蓄えておく。
【事後学習】 指定された教科書を用意し、全体がどうなっているか、目を通しておく。
2 調べ方・発表方法などに関する説明1
【事前学習】 配布された参考文献一覧に目を通し、わからない点をチェックしておく。
【事後学習】 図書館に行き、必要な文献がどこにあるか確認する。
3 調べ方・発表方法などに関する説明2
【事前学習】 配布された授業の進め方に関するプリントに目を通し、疑問点をチェックしておく。
【事後学習】 図書館に行き、自分に与えられた作品に関する注釈書等のコピーを集める。
4 受講生Aの発表と質疑
【事前学習】 予告に基づいて、この日の発表で扱われる作品を味読しておく。
【事後学習】 自分が発表する機会に注意すべき点を整理しておく。
5 受講生Bの発表と質疑
【事前学習】 予告に基づいて、この日の発表で扱われる作品を味読しておく。
【事後学習】 自分が発表する機会に注意すべき点を整理しておく。
6 受講生C・Dの発表と質疑
【事前学習】 予告に基づいて、この日の発表で扱われる作品を味読しておく。
【事後学習】 自分が発表する機会に注意すべき点を整理しておく。
7 受講生E・Fの発表と質疑
【事前学習】 予告に基づいて、この日の発表で扱われる作品を味読しておく。
【事後学習】 今回学習した作品を改めて読み直す。
8 受講生G・Hの発表と質疑
【事前学習】 予告に基づいて、この日の発表で扱われる作品を味読しておく。
【事後学習】 今回学習した作品を改めて読み直す。
9 受講生I・Jの発表と質疑
【事前学習】 予告に基づいて、この日の発表で扱われる作品を味読しておく。
【事後学習】 発表を参考にしつつ、最終的なレポートのテーマを考えておく。
10 受講生K・Lの発表と質疑
【事前学習】 予告に基づいて、この日の発表で扱われる作品を味読しておく。
【事後学習】 発表を参考にしつつ、最終的なレポートのテーマを考えておく。
11 受講生M・Nの発表と質疑
【事前学習】 予告に基づいて、この日の発表で扱われる作品を味読しておく。
【事後学習】 発表を参考にしつつ、最終的なレポートのテーマを考えておく。
12 受講生O・Pの発表と質疑
【事前学習】 予告に基づいて、この日の発表で扱われる作品を味読しておく。
【事後学習】 発表を参考にしつつ、最終的なレポートのテーマを考えておく。
13 受講生Q・Rの発表と質疑
【事前学習】 予告に基づいて、この日の発表で扱われる作品を味読しておく。
【事後学習】 発表を参考にしつつ、最終的なレポートのテーマを考えておく。
14 受講生S・Tの発表と質疑
【事前学習】 予告に基づいて、この日の発表で扱われる作品を味読しておく。
【事後学習】 発表を参考にしつつ、最終的なレポートのテーマを考えておく。
15 これまでの復習・補足的説明を行ない授業の理解を深める
【事前学習】 配布された発表資料の中から、疑問点などを探しておく。
【事後学習】 提出したレポートの内容が適切であったか否か反省する。
その他
教科書 森淳司 『訳文万葉集』 笠間書院 2007年
参考書 第1回の授業の時に「基礎演習の手引き」及び「万葉集研究基本文献一覧」を配布する。
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(10%)、発表(60%)
授業参画度は、コメントペーパー、ディスカッション等で評価します。
オフィスアワー 月・木・金の授業と会議を除いた時間。個人研究室にて。

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