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批評研究方法論２
| 科目名 | 批評研究方法論２ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 高榮蘭 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2～4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業概要 | 近現代日本語空間における小説表現の分析方法について考える。 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 近年の物語理論の基本を紹介しながら、日本の近現代小説を取り上げ、その文体や表現、物語の構成などを分析する手法を学ぶ。この授業では、教員による講義のあと、二つの方法（①学んだ知識について他の受講生と議論する、②一人で与えられた短い文章を分析する➡それについて他の受講生と議論する）で練習をする予定である。そのやりとりの過程で、近現代文学表現を自力で分析するための方法を身につけることができるだろう。 この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
| 授業の方法 | テクストはプリントを配布する。文章が長いものは前もって配布する予定である。当日までには必ず読んでくること。基本的に講義形式だが、受講者には折にふれてレビューシートなどを通して意見を聞く。 本授業の事前・事後学習は，各２時間の学習を目安とします。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンス――授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する 【事前学習】図書館などで文学理論に関する本を探し、目次を確認してみよう 【事後学習】配布された資料を読んでおくこと |
| 2 |
物語はどのように構成されているのかについて考える 【事前学習】前回紹介された参考文献を調べておくこと 【事後学習】授業の内容を整理しておくこと |
| 3 |
語りについて学ぶ 【事前学習】前回配布した資料を読み、質問内容をノートに書いておくこと 【事後学習】議論した内容をノートに整理しておくこと |
| 4 |
文脈を如何に掘り起こすのか 【事前学習】前回配布した資料を読んでくること 【事後学習】指定された文章を使いながら、レビューシートを書いておくこと |
| 5 |
焦点化について学ぶ 【事前学習】前回配布したプリントを読んでおくこと 【事後学習】授業の内容を整理しておくこと |
| 6 |
空間について学ぶ 【事前学習】前回配布した資料を読んでおくこと 【事後学習】指定された文章を使いながら、レビューシートを書くこと |
| 7 |
時間について学ぶ 【事前学習】前回配布した資料を読んでくること 【事後学習】授業の内容を整理しておくこと |
| 8 |
視点について学ぶ 【事前学習】前回配布したプリントを読んでおくこと 【事後学習】授業の内容を整理しておくこと |
| 9 |
「時間」を使いながら小説を分析する 【事前学習】前回配布したプリントを読んでおくこと 【事後学習】授業中に配布した復習用の資料を読み、整理しておくこと |
| 10 |
「視点」を使いながら小説を分析する 【事前学習】前回配布した資料を読んでおくこと 【事後学習】授業中に配布した復習用の資料を読み、整理しておくこと |
| 11 |
「焦点化」を使いながら小説を分析する 【事前学習】前回配布した資料を読んでおくこと 【事後学習】授業の内容を整理しておくこと |
| 12 |
「空間」を使いながら小説を分析する 【事前学習】前回配布した資料を読んでおくこと 【事後学習】授業の内容を整理しておくこと |
| 13 |
枠組みをめぐる議論について学ぶ 【事前学習】前回配布したプリントを読んでおくこと 【事後学習】授業中に配布した復習用の資料を整理しておくこと |
| 14 |
物語をめぐる議論について学ぶ 【事前学習】前回配布したプリントを読んでおくこと 【事後学習】授業内容に関するレビューシートを書くこと |
| 15 |
第１回目から第14回目までの講義内容について質疑応答を行う。 【事前学習】これまでの資料をすべて整理し、質問内容を書いておくこと 【事後学習】授業中の議論を整理し、まとめておくこと |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | なし。主としてプリントを使用する。 |
| 参考書 | 授業時に適宜指示する。 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(30%) 授業中に課す議論やコメントぺーパーの参加度(内容についての採点を含む)が授業参画度の基準となる。 |
| オフィスアワー | 水曜3限と木曜３限、7号館4階高研究室。質問等がある場合は、事前にメールで予約すること。メールアドレスは授業で知らせる。 |