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書誌学

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科目名 書誌学
教員名 竹下義人
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 【古典書誌学入門】古典文学を中心とした書誌学の基礎を習得するための実習を中心とした授業。
授業のねらい・到達目標 写本・刊本などの古典籍全般に対する興味・関心を深めていくとともに、実習を積み重ねることによって、書誌調査などが自主的に遂行できるようになることをめざす。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 講義形式のほか、古典籍資料の実物を教材として用いた実習を中心にすえた授業展開をはかっていく。受講生の人数に応じてグループ分けをおこなう。受講生には復習を中心に自習を進め、授業で学んだことを確実な知識として蓄積していくことを求めたい。受講に際し、くずし字解読の素養の有無などは問わないが、くずし字が読めない受講生は、積極的に自学自習を心掛けて欲しい。前期開講の「文献資料解読1(古典)」を履修しておくことを推奨する。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス-授業のテーマや到達目標および授業の方法についての説明。
【事前学習】シラバスを事前に確認しておくこと。
【事後学習】第2回以降の授業に備え、ガイダンスとシラバスの内容を再確認する。
2 教科書講読(1)書誌学概説。
【事前学習】教科書P1~P10を通読し、疑問点をメモしておく。
【事後学習】教科書の再読と復習。
3 教科書講読(2)写本
【事前学習】教科書P112~P119を通読し、疑問点をメモしておく。
【事後学習】教科書の再読と復習。
4 教科書講読(3)刊本
【事前学習】教科書P133~P146を通読し、疑問点をメモしておく。
【事後学習】教科書の再読と復習。
5 書誌調査実習(1)装訂
【事前学習】教科書P53~P70を通読し、疑問点をメモしておく。
【事後学習】教科書の再読と復習。
6 書誌調査実習(2)書籍の大きさ
〔事前学習〕教科書P71~P79を通読し、疑問点をメモしておく。
〔事後学習〕教科書の再読と復習。
7 書誌調査実習(3)書籍の形状-表紙ほか
【事前学習】教科書P80~P89を通読し、疑問点をメモしておく。
【事後学習】教科書の再読と復習。
8 調査レポートの中間発表(1)
【事前学習】調査対象の書籍を再確認。
【事後学習】発表時の助言の確認。
9 書誌調査実習(4)書籍の形状-外題・内題ほか
【事前学習】教科書P90~P91を通読し、疑問点をメモしておく。
【事後学習】教科書の再読と復習。
10 書誌調査実習(5)書籍の形状-扉・挿絵・界・匡郭・版心ほか
【事前学習】教科書P92~P98を通読し、疑問点をメモしておく。
【事後学習】教科書の再読と復習。
11 調査レポートの中間発表(2)
【事前学習】調査対象の書籍を再確認。
【事後学習】発表時の助言の確認。
12 書誌調査実習(6)書籍の形状-奥書・刊記ほか
【事前学習】教科書P99~P102を通読し、疑問点をメモしておく。
【事後学習】教科書の再読と復習。
13 書誌調査実習(7)版元
【事前学習】教科書P147~P174を通読し、疑問点をメモしておく。
【事後学習】教科書の再読と復習。
14 調査レポートの最終発表(第1グループ)
【事前学習】調査対象の書籍を再確認。
【事後学習】発表時の助言を再確認し、レポートにまとめる。
15 調査レポートの最終発表(第2グループ)
【事前学習】調査対象の書籍を再確認。
【事後学習】発表時の助言を再確認し、レポートにまとめる。
その他
教科書 藤井隆 『日本古典書誌学解説』 和泉書院 1991年
教科書のほか必要に応じてプリントを配布する
参考書 必要に応じて授業中に紹介する
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は、中間発表等で評価します。
オフィスアワー 火・水・木の昼休み、個人研究室にて。連絡用のメールアドレスについては第1回の授業時に知らせる。

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