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書学1

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科目名 書学1
教員名 鈴木晴彦
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 書の周辺と書学の基礎知識を学ぶ。なお、本授業では、都内近隣各所で開催されている博物館・美術館での特別展を可能な限り紹介し、受講者自ら鑑賞に赴くことにつとめたい。
授業のねらい・到達目標 書道は文字を書くだけでなく、むしろその書く行為の周辺に多くの学ぶべきことが内在する。本講座では、こうした多岐にわたる書の周辺に関する諸事項(書道文字文化論)を概説し、書学の基礎的知識を総合的に学ぶ。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 教科書とプロジェクターを併用し、理解を深める。また可能な限り自作のプリントを配布し、詳細な検討と発展的な講義につとめ、書道文字文化に対する認識を書学という視点から展望したい。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
履修条件 「書学2」とあわせて履修することがのぞましい。
授業計画
1 ガイダンス(授業の概要と進め方について説明)
[事前学習]シラバスを事前確認してくること。
[事後学習]書学についての理解を深めること。
2 世界の古代文字
[事前学習]文字の意義(テキストP88)を読んでくること。
[事後学習]世界の古代文字について理解を深めること。
3 漢字の始源
[事前学習]文字の種類(テキストP88)を読んでくること。
[事後学習]漢字の始源について理解を深めること。
4 甲骨文について
[事前学習]甲骨文(テキストP8)を読んでくること。
[事後学習]甲骨文について理解を深めること。
5 金文について
[事前学習]金文(テキストP9)を読んでくること。
[事後学習]金文について理解を深めること。
6 竹簡と木簡について
[事前学習]楚簡(テキストP11)を読んでくること。
[事後学習]竹簡と木簡について理解を深めること。
7 漢字の基礎知識
[事前学習]漢字の種類(テキストP88)を読んでくること。
[事後学習]漢字の基礎知識について理解を深めること。
8 仮名の基礎知識
[事前学習]仮名の書(テキストP108)を読んでくること。
[事後学習]仮名の基礎知識について理解を深めること。
9 現代文字文化論
[事前学習]文字文化の流れ(テキストP91)を読んでくること。
[事後学習]現代文字文化論について理解を深めること。
10 文房四宝論(筆)
[事前学習]筆(テキストP98)を読んでくること。
[事後学習]文房四宝論(筆)について理解を深めること。
11 文房四宝論(墨)
[事前学習]墨(テキストP98)を読んでくること。
[事後学習]文房四宝論(墨)について理解を深めること。
12 文房四宝論(硯)
[事前学習]硯(テキストP99)を読んでくること。
[事後学習]文房四宝論(硯)について理解を深めること。
13 文房四宝論(紙)
[事前学習]紙(テキストP99)を読んでくること。
[事後学習]文房四宝論(紙)について理解を深めること。
14 書学・書道の問題提示
[事前学習]文字を手で書くことの意義(テキストP91)を読んでくること。
[事後学習]書学・書道について理解を深めること。
15 書学・書道の総括
[事前学習]文字文化と現代(テキストP91)を読んでくること。
[事後学習]書学・書道の総括について理解を深めること。
その他
教科書 全国大学書道学会編 『書の古典と理論』 光村図書出版 2018年 第6版
参考書 開講時、もしくは授業の内容に応じて参考資料などを配布する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(100%)
授業内テストは,中間試験,期末試験,小テスト等を合わせて評価します。
オフィスアワー 授業終了後、講師室で対応する。

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