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卒業論文

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科目名 卒業論文
教員名 紅野謙介
単位数    8 学年    4 開講区分 文理学部
学期 通年 履修区分 必修
授業概要 近現代文学についての卒業論文を制作する。
授業のねらい・到達目標 ・3年次からつみあげてきた基礎的な文学研究の方法や概念を土台にしながら、各自が設定したテーマに即して、卒業論文を書き上げる。
・何を「問題」として見出すか、そのためにふさわしい対象は何か、調査すべきフィールドはどれか、どのような論文構成にするか、などを検討できるようにする。
・論理的な思考力と、その思考の過程をことばにしていく表現力とを合わせて身につける。とりわけ思考力・表現力は教員実務においても欠かせない能力となる。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 前期は互いの研究テーマの輪郭や方向性、調査の必要などについてみんなで議論しながら深めていく。夏休み中に下書き(8000字)の作成、夏季ゼミ合宿での経過報告をはさんで、後期は個別指導に移して、論文の作成を促していく。最終的には卒論報告会を行い、完成版をチェックする。
前期:スタート前に卒論テーマの確定。第1回の第2回に各自の研究テーマを確定し、第3回に論文の書き方の確認、第4回より14回までは個別テーマによる発表とする。その過程で問題提起の妥当性の検討、先行研究や先行文献の調査、下書きの作成などを行い、第15回が前期のまとめとなる。夏休み後半にはゼミ合宿を実施し、中間報告などを行う。
後期:下書きの提出後、それに基づいた個別指導を開始する。論文の書き方について、教師と学生とで協議を重ね、推敲を重ねて論文の完成を目指す。最終的にはゼミの「卒業論文報告集」を作成、卒論報告会を開催する。
なお、本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス、各自のテーマ候補の紹介と検討。
【事前学習】卒論テーマの候補を絞り込む。
【事後学習】ゼミと連動させながら、さらにテーマを絞り込む。
2 各自のテーマの確定、テクストのコピー提出、方法論の検討。
【事前学習】最終的なテーマの検討。
【事後学習】どのような研究方法を採用するか、方法論を確定する。
3 卒業論文の作成にあたり、必要な調査の方法、分析手法、論文作成技術を学ぶ。
【事前学習】前年度の卒論報告集を読む。
【事後学習】先行研究のデータの収集。
4 学生1・2による構想の発表と質疑。
【事前学習】担当者は資料作成、他は対象テクストの熟読。
【事後学習】資料の修正、研究方法の確認。
5 学生3・4・5による構想の発表と質疑。
【事前学習】担当者は資料作成、他は対象テクストの熟読。
【事後学習】資料の修正、研究方法の確認。
6 学生6・7・8による構想の発表と質疑。
【事前学習】担当者は資料作成、他は対象テクストの熟読。
【事後学習】資料の修正、研究方法の確認。
7 学生9・10による構想の発表と質疑。
【事前学習】担当者は資料作成、他は対象テクストの熟読。
【事後学習】資料の修正、研究方法の確認。
8 第1回発表クールを終えての反省と問題確認。
【事前学習】これまでの資料の確認。
【事後学習】研究方法の再構築。
9 学生1・2による2回目の発表と質疑。
【事前学習】担当者は資料作成、他は対象テクストの熟読。
【事後学習】資料の修正、研究方法の確認。
10 学生3・4による2回目の発表と質疑。
【事前学習】担当者は資料作成、他は対象テクストの熟読。
【事後学習】資料の修正、研究方法の確認。
11 学生5・6による2回目の発表と質疑。
【事前学習】担当者は資料作成、他は対象テクストの熟読。
【事後学習】資料の修正、研究方法の確認。
12 学生7・8による2回目の発表と質疑。
【事前学習】担当者は資料作成、他は対象テクストの熟読。
【事後学習】資料の修正、研究方法の確認。
13 学生9・10による2回目の発表と質疑。
【事前学習】担当者は資料作成、他は対象テクストの熟読。
【事後学習】資料の修正、研究方法の確認。
14 第2回発表クールを終えての反省と問題確認。
【事前学習】これまでの資料の確認。
【事後学習】研究方法の再構築。
15 夏季課題(8000字の下書き作成)に向けたスケジュール確認。
【事前学習】各自の工程表の作成。
【事後学習】夏季課題作成。
その他
教科書 使用しない
参考書 前年度の「卒論報告集」および、ゼミホームページなどで配布する卒論マニュアルなどを参考にしてほしい。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(10%)、卒論本体の評価(90%)
授業参画度は,発表やディスカッションで評価します。
オフィスアワー 火曜の昼休みおよび水曜日のゼミのあと、研究室にて。

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