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卒業論文

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科目名 卒業論文
教員名 久米依子
単位数    8 学年    4 開講区分 文理学部
学期 通年 履修区分 必修
授業概要 近現代文学に関する卒業論文指導
授業のねらい・到達目標 各自が決めたテーマを、どのように論文化していくか、資料や調査方法、考察や立論の方向の検討を行い、論文完成を目指す。ゼミナールの発表などで学んだ資料や文献の探索法、その使い方、またテーマの立て方や論文構成の手順などを確認し、具体的な論文執筆に進む。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP 6、およびカリキュラムポリシーCP9 に対応しています。
授業の方法 ガイダンス時に、個別の指導日程の順番を決める予定。各自、年間予定を確認し、論文制作の日程をよく考え、授業に臨んで欲しい。テーマや資料、構成の相談などを行い、具体的な執筆のスケジュールも立てていく。第1回に全体的なガイダンスを行い、個人指導の順番を決める。個人指導は1名ずつ行う。第2回から、卒論制作のための研究テーマや、資料収集の状況、論文構成のための考え方などについて相談を受ける。また論文完成までの年間計画に基づき、執筆のための資料収集や記述のスケジュールを組み立てる。研究対象への知識を深めながら、文献の使い方、立論の方針について検討し、引用や注の付け方の注意点も確認する。指導を受けるにあたっては、これまでのゼミナールの成果をまとめておくと良い。授業時間以外に、文献の調査や資料の読み込み、下書きの執筆など、常に卒論と向き合う姿勢を持って欲しい。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 卒業論文作成に向けて、方法とスケジュールの確認
【事前学習】これまでの調査考察を整理しておく
【事後学習】スケジュール表を作成する
2 各自のテーマの確認、アドバイス
【事前学習】現在のテーマを確認しておく
【事後学習】テーマを広げる可能性を考察する
3 個人指導の開始、学生のテーマの精査
【事前学習】テーマ設定を報告できるようにしておく
【事後学習】アドバイスに従ってテーマを修正する
4 学生各自の調査方法の確認
【事前学習】これまでの調査をリスト化する
【事後学習】今後必要な調査をリスト化する
5 年間計画の確認
【事前学習】年間計画表案を再考しておく
【事後学習】年間計画表を、アドバイスに従って修正する
6 先行論の選別と使い方
【事前学習】集めた先行論をリスト化しておく
【事後学習】今後必要な先行論をリスト化する
7 作品の読解の方向性
【事前学習】読解のポイントを整理しておく
【事後学習】新たな読解の可能性を考えておく
8 目次の作成
【事前学習】論文の最初の構想をしておく
【事後学習】目次の作成を始める
9 作品のメッセージを考える
【事前学習】作品の特色をまとめておく
【事後学習】作品のメッセージを文章化する
10 時代・文学状況とのかかわりを考える
【事前学習】時代状況を調査しておく
【事後学習】時代状況の不足点を確認する
11 同時代評と評価の変遷
【事前学習】同時代評価を集めておく
【事後学習】評価の変遷について考察を深める
12 現代的な課題
【事前学習】現代の課題とは何か考えておく
【事後学習】作品の現代的読みを考える
13 下書きの作成へ
【事前学習】下書きを書くための準備をしておく
【事後学習】下書きについての質問などを考える
14 前期の最終的なチェック
【事前学習】これまでのノートを整理しておく
【事後学習】今後のスケジュールを再確認する
15 前期課題の再考、卒論作成計画の再確認
【事前学習】現在の進行状況を確認する
【事後学習】今後の新たな進行表を作る
16 夏季休暇中の進展の確認
【事前学習】下書きを書いてくる
【事後学習】下書きの不備を確認する
17 書き方、論じ方の再確認
【事前学習】問題点を自分で報告する
【事後学習】下書きの修正点を確認する
18 注の付け方、注記の書き方
【事前学習】注の付け方を確認する
【事後学習】注の不備を修正する
19 章立てを最終的に決定する
【事前学習】目次を再確認しておく
【事後学習】目次の修正をすませる
20 題名の決定、副題の可能性
【事前学習】テーマを再考する
【事後学習】題名をほぼ決定する
21 先行論文の使用法の妥当性
【事前学習】先行論文の問題点をピックアップしておく
【事後学習】使うべき先行論を読み込んでおく
22 論展開の流れと結論の見通し
【事前学習】論の構成を考察する
【事後学習】論校正を修正する
23 下書きの問題点のチェック
【事前学習】下書きの問題点を考えておく
【事後学習】指摘された部分を修正する
24 清書の作成(1)
【事前学習】清書にあたっての注意点を考えていく
【事後学習】清書の問題点を修正する
25 清書の作成(2)
【事前学習】論点の展開を再考する
【事後学習】論点がスムーズに展開するための方法を考える
26 清書の作成(3)
【事前学習】先行論を読み込み、考察する
【事後学習】先行論についての考察を深める
27 最終的な論文チェック
【事前学習】注、注記にも注意する
【事後学習】結論を考える
28 卒論提出
【事前学習】細部のミスをチェックする
【事後学習】全体の反省点を考える
29 提出後の論文の内容確認
【事前学習】ゼミ冊子のための準備をする
【事後学習】ゼミ冊子の原稿を提出する
30 論文作成の反省点を検証し口述試験に備える
【事前学習】論文の問題点を整理しておく
【事後学習】口述試験の準備をする
その他
教科書 プリントを使用。
参考書 指導時に、各自のテーマやテーマの展開・発展に応じて指示する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(10%)、卒業論文(70%)、口述試験(20%)
オフィスアワー 水曜4限、木曜3限、7号館4階久米研究室

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