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TOEIC1

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科目名 TOEIC1
教員名 岡田善明
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 国際社会では英語のコミュニケーション能力が必要となりますが、文部科学省の新指導料要領の目標に「 外国語の音声や語彙,表現,文法,言語の働きなどの理解を深めるととも に,これらの知識を,聞くこと,読むこと,話すこと,書くことによる実際 のコミュニケーションにおいて,目的や場面,状況などに応じて適切に活用 できる技能を身に付けるようにする」とあり、要するに英語の音声、表現、文法の知識でなく、その言語的働きを理解し、実際に聞く、読む、話す、書くことでのコミュニケーションで適切に運用できる能力を習得できるようにすることが必要となってきている。そしてそのために入試が英検やTOEICのような資格試験を取り入れるようになってきました。このような資格試験が中心となる理由は、やはりコミュニケーション能力が入試でも重視されるためです。本講座はこのような社会の英語学習に対する要求の下に、高校時代の英語力のかけた部分を補い、大学生としてのTOEICの学習方法と高得点を取るための実践力を育成する。
授業のねらい・到達目標 TOEICで高得点を得るために、日本語で考えるのでなく、英語のまま意味を取ることができるようになるのを目的とする。そのため原則的に英語を用いて授業を行う。特に単語習得と英文法力の向上に力点を置き、リスニングを通して生きた英語力を身に着けるようになる。授業の初めに随時英語通信「和と輪」により、現代の時事的な問題を学びながら、英語文化・哲学・宗教・文学にも言及し、国際人として必要な生きた英語力と精神性も育成できる。TOEIC受験対策目標スコア:500点。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。
授業の方法 演習方式。テキストの問題演習を中心に行う。その場で問題を解きながら、解答していく。単語の学習はTOEIC試験にあるように他の英語で言い換えて意味を取る練習を行うが、文法の説明は日本語も用いて行う。TOEICの文法問題に対応する力は英作文能力でもあるので、参考書『英語教育の精神と実践』を利用して、英語と日本語の表現構造の違いを理解し、更にパラグラフリーディングにより、速読の練習も行ないながら、数回英作文の課題を出して添削して返却する。本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とします。
履修条件 ・同一教員・同一時限で前期と後期を対にして履修すること。
・前期の初回授業時に受講希望者が定員を超過した場合、人数調整をするので、初回の授業に必ず出席すること。履修の許可を得た上で、履修登録をすること。
・TOEIC 500点以上あるいは500点に近いスコアを取得していないこと。
・学期中に必ず一度はTOEIC公開テストあるいは文理学部主催のTOEIC-IPテストを受験し、結果を報告すること。
授業計画
1 オリエンテーション:国際人としての生きた英語習得とTOEIC学習法
【事前学習】シラバスを事前に確認して、この講座の特徴を理解する。
【事後学習】授業で話されたTOEICの学習方法を復習する。
2 Chapter 1 Computers and Society 1
【事前学習】テキストpp.1-3のリスニング問題を予習する。
【事後学習】CDを何度も聞いてリスニング問題を復習し、英語表現をできるだけ覚える。
3 Chapter 1 Computers and Society 2
【事前学習】テキストpp.4-5の問題を予習する。
【事後学習】テキストpp.4-5の問題を復習する。
4 Chapter 1 Computers and Society 3
【事前学習】テキストpp.6-7の問題を予習する。
【事後学習】テキストpp.6-7の問題を復習する。
5 Chapter 2 Business Transaction 1
【事前学習】テキストpp.8-10 のリスニング問題を予習する。
【事後学習】CDを何度も聞いてリスニング問題を復習し、英語表現をできるだけ覚える。
6 Chapter 2 Business Transaction 2
【事前学習】テキストpp.11-12 の問題を予習する。
【事後学習】テキストpp.11-12 の問題を復習する。
7 Chapter 2 Business Transaction 3
【事前学習】テキストpp.13-14 の問題を予習する。
【事後学習】テキストpp.13-14 の問題を復習する。
8 Chapter 1,2 復習テスト
Chapter 3 At the Office 1
【事前学習】テキストpp.15-17 のリスニング問題を予習する。
【事後学習】CDを何度も聞いてリスニング問題を復習し、英語表現をできるだけ覚える。
9 Chapter 3 At the Office 2
【事前学習】テキストpp.18-19 の問題を予習する。
【事後学習】テキストpp.18-19 の問題を復習する。
10 Chapter 3 At the Office 3
【事前学習】テキストpp.20-21 の問題を予習する。
【事後学習】テキストpp.20-21 の問題を復習する。
11 Chapter 4 Cars and Society 1
【事前学習】テキストpp22-24 のリスニング問題を予習する。
【事後学習】CDを何度も聞いてリスニング問題を復習し、英語表現をできるだけ覚える。
12 Chapter 4 Cars and Society 2
【事前学習】テキストpp.25-26 の問題を予習する。
【事後学習】テキストpp.25-26 の問題を復習する。
13 Chapter 4 Cars and Society 3
【事前学習】テキストpp.27-29 の問題を予習する。
【事後学習】テキストpp.27-29 の問題を復習する。
14 授業内試験と課題について質疑応答を行う
【事前学習】これまで授業で行った内容を復習し試験に備える。
【事後学習】試験でできなかった問題を確認し正答を学ぶ。
15 授業内試験返却とTOEIC2に関する夏休み英作文課題解説。
【事前学習】参考書等によりパラグラフライティングを確認する。
【事後学習】TOEIC2に向けての夏休みの英作文の考察に入る。
その他
教科書 Takayuki Ishii  『『Total Strategy for TOEIC Test 』  (「『TOEICテスト トータル演習』)』  成美堂 2006年
・前期の初回授業時に受講希望者が定員を超えた場合、人数調整をするため、履修の許可を得るまでは教科書を購入しないこと。
参考書 岡田善明 『英語教育の精神と実践』 春風社 2013年
 『英語教育の精神と実践』は授業担当者執筆の全国学校図書館協議会選定図書で、英語教員が生きた英語能力を指導するために書かれましたが、一般の学生もそれを読んで正しい学習法を学ぶ必要があります。英検やTOEIC等で試される英語の生きた能力を育成するために書かれています。授業でも内容を参照しますので、必要に応じて購入してください。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(80%)、授業参画度(20%)
授業参画度は,毎回のリアクション、質問にたいする応答等で評価し、授業内テストは,学期末に授業内で行う試験で評価します。
オフィスアワー 出講日(月)の昼休み本館二階講師室にて12時40分より1時までの20分

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