検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
科目名 | 英語12(英文14組) | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 飯田啓治朗 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 外国語科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | Shakespeareの英語 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 「英語12」では、Shakespeareの英語を読みます。英文学科の学生なら少なくとも一度はShakespeareを原文で読むことが必要です。というのも、Shakespeareの英語は、英語圏の人々によってきわめて頻繁に引用されているからです。このことは、Shakespeareが日常の一部になっていることの現れです。文化を担う言語としての一端を、Shakespeareを通して垣間見ることがこの授業のねらいとなります。 また、Shakespeareの英語の発音、文法、語彙について習得し、将来も自立的にShakespeare作品を読み、具体的に述べられることが目標。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。 |
授業の方法 | テキストにつけられた注釈を参考にしながら、作品を丹念に読むことが求められます。これらの英語が持つ言語的な意味、作品が書かれた16世紀、17世紀当時の社会状況、受容のされ方についても十分念頭に置く必要があります。それらを背景に、現代での受容のされ方と比較しながら、英語という言語に潜在している英語圏文化を理解していきます。すなわち、Shakespeareを読むことは、英語の歴史を振り返ることにとどまらず、文学、文法、音声学、文化など、英文学科で学ぶほとんどの領域と関連を持ちながら、英語を読むことを意味します。 演習形式。順不同に指名される受講生の発表に基づいて授業を進める。教室での座席を指定する。 本授業の事前・事後学習は、合わせて2時間以上の学習を目安とします。 |
履修条件 | ①英文学科の3年生 ②同一時限・同一教員で前期の「英語11」と対にして履修すること。 後期のみ再履修を希望する者も、4月の第1回授業に出席し、座席の指定を受けるとともに、7月中に、後期第1回目の授業で発表する箇所を担当教員に確認しに来ること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
テキスト2.2.27-83を精読する。 【事前学習】テキスト2.2.27-83の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第1回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
2 |
テキスト2.2.84-134を精読する。 【事前学習】テキスト2.2.84-134の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第2回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 |
3 |
テキスト2.2.135-56、3.1.1-30を精読する。 【事前学習】テキスト2.2.135-56、3.1.1-30の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第3回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 |
4 |
テキスト3.1.31-90を精読する。 【事前学習】テキスト3.1.31-90の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第4回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 |
5 |
テキスト3.1.91-141を精読する。 【事前学習】テキスト3.1.91-141の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第5回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 |
6 |
テキスト3.1.142-90を精読する。 【事前学習】テキスト3.1.142-90の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第6回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 |
7 |
テキスト3.2.1-57を精読する。 【事前学習】テキスト3.2.1-57の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第7回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 |
8 |
テキスト3.2.58-121を精読する。 【事前学習】テキスト3.2.58-121の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第8回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 |
9 |
テキスト3.2.122-76を精読する。 【事前学習】テキスト3.2.122-76の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第9回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 |
10 |
テキスト3.2.177-235を精読する。 【事前学習】テキスト3.2.177-235の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第10回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 |
11 |
テキスト3.2.236-88を精読する。 【事前学習】テキスト3.2.236-88の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第11回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 |
12 |
テキスト3.2.289-353を精読する。 【事前学習】テキスト3.2.289-353の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第12回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 |
13 |
テキスト3.2.354-403を精読する。 【事前学習】テキスト3.2.354-403の下調べをし、発表に備えておくこと。 【事後学習】第13回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。 |
14 |
期末試験、振り返り 【事前学習】第13回までの各回終了ごとに行ってきた事後学習を再度行い、語彙、文法等々の理解を確実なものとしておくこと。 【事後学習】テキスト、ノートを見直し、解答できなかった語彙、文法等々を調べ直しておくこと。 |
15 |
後期授業のまとめ、4年次への課題 【事前学習】最終場面まで、図書館を利用するなどして、英語による映像資料を視聴すること。 【事後学習】この授業で習得したシェイクスピアの英語との取り組み方を生かして、次年度は、『夏の夜の夢』以外の喜劇や、悲劇、史劇あるいは詩作品を精読し、シェイクスピア作品の文学的な考察にも目を向けるようにすること。 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 石井庄之助編註 『夏の夜の夢』 (大修館シェイクスピア双書)大修館書店 |
参考書 | Alexander Schmidt, Shakespeare Lexicon and Quotation Dictionary, New York, Dover Publications, 1971 C. T. Onions, A Shakespeare Glossary, Oxford University Press, 1986 松田徳一郎編集代表 『リーダーズ英和辞典 第2版』 研究社 1999年 松田徳一郎監修 『リーダーズ・プラス』 研究社 1994年 大塚高信 『シェイクスピアの文法』 研究社 1976年 予習は、上記の辞典類の参考書を用いて調べてあることを最低条件とする。図書館などで利用すること。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は、予習発表だけでなく、授業の受講に対して真摯であるかどうか、授業にかかわるあらゆる事柄が評価対象となる。予習がおざなりな場合、授業に集中していない場合などは、授業参画度は減点される。 |
オフィスアワー | 昼休みに、研究室において実施する。授業終了時に日時の予約を取ること。 |