卒業論文研究ゼミ１

科目名	卒業論文研究ゼミ１
教員名	前島洋平
単位数	1	学年	3	開講区分	文理学部
科目群	英文学科
学期	前期	履修区分	必修

授業概要	サマセット・モームの Cakes and Ale を題材として、文学作品を楽しみながら分析する姿勢を学ぶ。
授業のねらい・到達目標	20世紀の英国を代表するストーリーテラーであったサマセット・モームの長編小説を読むことをとおして、作品のプロットや構成、キーワードに気を配る意識を育み、最終的には小説の読み方が身につくことを目指す。この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法	受講者によるグループ発表。受講者は指定された範囲を事前に読んで意見を持ち寄る。授業では、意見を交換・共有したのちに、発表担当のグループがハンドアウトを利用しながら語学的（英語）ならびに文学的（内容）アプローチの点から授業を展開する。グループ内やグループ同士、最終的には、受講者全員の意見交換までたどり着きたい。＊本授業の事前・事後学習は合わせて3時間の学習を目安とする。

授業計画
1	オリエンテーション：授業の進め方、発表の方法、モームに関する基礎知識、グループ分け　 [事前学習] 作者モームについて調べておくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
2	Chapter I：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
3	Chapter II：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
4	Chapter III, IV：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
5	Chapter V, VI：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
6	Chapter VII, VIII：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
7	Chapter IX, X：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
8	Chapter XI：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
9	Chapter XII, XIII：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
10	Chapter XIV：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
11	Chapter XV, XVI, XVII：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
12	Chapter XVIII, XIX, XX：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
13	Chapter XXI, XXII, XXIII：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
14	Chapter XXIV, XXV：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと
15	Chapter XXVI：グループ発表とディスカッション　 [事前学習] 原文を辞書を使いながら読んでおくこと　 [事後学習] 授業内容をまとめ、本文を読み直しておくこと

その他
教科書	W. S. Maugham, Cakes and Ale, Vintage Classics, 2000 ISBN: 9780099282778
参考書	行方昭夫『モームの謎』岩波書店 2013年行方昭夫『サマセット・モームを読む』岩波書店 2010年行方昭夫『東大名誉教授と原文で楽しむ英文読書術』 DHC 2017年＊行方(2017)はモーム作品を扱ってはいないが、文学作品を読む楽しみを教えてくれる優れた指南書で、是非手に取ってみることをお勧めする。
成績評価の方法及び基準	レポート(40%)、授業参画度(30%)、プレゼンテーション(30%) 毎回の授業時に配布される質問用紙には、発表グループへの評価、英語や作品解釈に関する質問などを記入する。これは受講者の予習の程度や内容理解の深度を図るもので、成績評価の方法の授業参画度に含まれる。授業参画度は，授業態度等で評価します。
オフィスアワー	月曜日4,5限と火曜日5限に7号館3階の前島研究室にて。メールでの質問も随時受け付ける。
備考	指定された教科書を辞書を丹念に引きながら読んでおくこと。