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卒業論文研究ゼミ1

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科目名 卒業論文研究ゼミ1
教員名 佐藤健児
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業概要 英語の「時制」(Tense)と「相」(Asprct)に関する文献を読み、卒業論文のテーマを絞る。
授業のねらい・到達目標 (1)「時制」(Tense)と「相」(Aspect)の定義について、説明できるようになる。
(2)「時制」分野:様々な未来表現(will、be going to、現在進行形、単純現在形、未来進行形、be to、be about to)について、その意味や用法を理解し、精確に説明できるようになる。
(3)「相」分野:進行形(Progressiv Form)が表わす様々な意味や用法について、Quirk et al.(1985)による状況の分類(Situation Types)をもとに説明できるようになる。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法 (1)「時制」分野:Quirk et al.(1985)の§4.41(p.213)~§4.48(p.219)を輪読形式で読み進めていきます。受講者には、テキストの音読と和訳を発表してもらい、その後、教員が内容の確認、解説をしていきます。
(2)「相」分野:Quirk et al.(1985)の§4.25(p.197)~§4.37(p.210)を発表形式で読み進めていきます。受講者には、テキストの要約と疑問点を発表してもらい、その後、ほかの受講者を交えて意見交換をしていきます。発表の際には、ハンドアウトの作成が必要です。

本授業の事前・事後学習は、最低でも合計1時間必要です。
授業計画
1 ガイダンス(授業概要、授業のねらい・到達目標、授業の方法、授業計画、成績評価の方法及び基準、オフィスアワー等について、シラバスをもとに説明する)
【事前学習】
シラバスに目をとおしておくこと。
【事後学習】
授業中に不明であった点について、質問事項をまとめておくこと。
2 「時制」と「相」の定義と種類について学ぶ。
【事前学習】
初回で配布されたハンドアウトを精読しておくこと。
【事後学習】
事前学習の際に不明であった箇所を中心に、今一度精読を試みる。
3 Quirk et al.(1985)の§4.41~4.42を読み進める。
【事前学習】
上記の範囲を精読し、疑問点・質問事項をまとめておくこと。
【事後学習】
事前学習の際に不明であった箇所を中心に、今一度精読を試みる。
4 Quirk et al.(1985)の§4.43を読み進める。
【事前学習】
上記の範囲を精読し、疑問点・質問事項をまとめておくこと。
【事後学習】
事前学習の際に不明であった箇所を中心に、今一度精読を試みる。
5 条件文の帰結節における will と be going to について学ぶ。
【事前学習】
事前に配布された論文を精読し、疑問点・質問事項をまとめておくこと。
【事後学習】
事前学習の際に不明であった箇所を中心に、今一度精読を試みる。
6 Quirk et al.(1985)の§4.44を読み進める。
【事前学習】
上記の範囲を精読し、疑問点・質問事項をまとめておくこと。
【事後学習】
事前学習の際に不明であった箇所を中心に、今一度精読を試みる。
7 Quirk et al.(1985)の§4.45を読み進める。
【事前学習】
上記の範囲を精読し、疑問点・質問事項をまとめておくこと。
【事後学習】
事前学習の際に不明であった箇所を中心に、今一度精読を試みる。
8 Quirk et al.(1985)の§4.46を読み進める。
【事前学習】
上記の範囲を精読し、疑問点・質問事項をまとめておくこと。
【事後学習】
事前学習の際に不明であった箇所を中心に、今一度精読を試みる。
9 未来進行形の特別用法について学ぶ。
【事前学習】
事前に配布された論文を精読し、疑問点・質問事項をまとめておくこと。
【事後学習】
事前学習の際に不明であった箇所を中心に、今一度精読を試みる。
10 Quirk et al.(1985)の§4.47を読み進める。
【事前学習】
上記の範囲を精読し、疑問点・質問事項をまとめておくこと。
【事後学習】
事前学習の際に不明であった箇所を中心に、今一度精読を試みる。
11 Be to について学ぶ。
【事前学習】
事前に配布された資料を精読し、疑問点・質問事項をまとめておくこと。
【事後学習】
事前学習の際に不明であった箇所を中心に、今一度精読を試みる。
12 Be about to について学ぶ。
【事前学習】
事前に配布された資料を精読し、疑問点・質問事項をまとめておくこと。
【事後学習】
事前学習の際に不明であった箇所を中心に、今一度精読を試みる。
13 Quirk et al.(1985)の§4.48を読み進める。
【事前学習】
上記の範囲を精読し、疑問点・質問事項をまとめておくこと。
【事後学習】
事前学習の際に不明であった箇所を中心に、今一度精読を試みる。
14 期末試験とその解説。
【事前学習】
前期の授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】
解答することのできなかった問題を中心に、試験問題を見直す。
15 論文の構成(パターン(1)と(2))について学ぶ。
【事前学習】
事前に配布された論文について、その構成がどのようになっているかをまとめておくこと。
【事後学習】
論文の構成のパターン(1)と(2)の違いについて、説明できるようにする。
その他
教科書 Quirk, R., S. Greenbaum, G. Leech and J. Svartvik , A Comprehensive Grammar of the English Language, Longman, 1985
授業では、上記の教科書のコピー(一部)を配布します。
参考書 吉良文孝 『ことばを彩る1 テンス・アスペクト (<シリーズ>英文法を解き明かすー現代英語の文法と語法⑤)』 研究社 2018年
澤田治美・高見健一編 『ことばの意味と使用ー日英語のダイナミズム』 鳳書房 2010年
柏野健次 『テンスとアスペクトの語法 (開拓社叢書9)』 開拓社 1999年
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
「授業参画度」は、予習状況、発表、授業態度などで評価します。
「授業内テスト」は、学期末に授業内で行う試験で評価します。

遅刻、欠席には十分に気をつけること。また、ほかの受講者の迷惑になるような行為は慎むこと。
オフィスアワー 授業前・授業後、教室にて。

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