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19世紀アメリカ文学演習1

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科目名 19世紀アメリカ文学演習1
教員名 高橋利明
単位数    1 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 メルヴィル・ワールドへの誘いとして、"Bartleby, the Scrivener" を読む。それによって人間の不条理に直面し、その可能性の意味を考究する。
授業のねらい・到達目標 世界は「前提」で動いている。ニューヨークの法律事務所に雇われたバートルビー青年は、自己の「好み」を優先し、仕事を放棄し死んでゆく。彼が繰り返し言う決まり文句 ("I would prefer not to") の本質的な意味を考察できるようになることをねらいとする。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法 輪読形式で原文読解を進めていく。学生はテクストの精読の結果を授業内で発表していくことになる。さらに、原文の解釈を巡ってクラス内で議論を展開していきたい。なお、授業進度は予定である。
本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間の学習を目安とする。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
【事前指導】シラバスを事前に確認すること。
【事後指導】今後の授業に備え、原文の予習的読解を始めること。
2 メルヴィル(『白鯨』解説)ビデオ鑑賞
【事前指導】今後の授業に備え、原文の予習的読解を始めること。
【事後指導】次回以降の授業に備え、原文の予習的読解に努めること。
3 "Bartleby" 精読と議論(1)
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。
【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。
4 "Bartleby" 精読と議論(2)
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。
【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。
5 "Bartleby" 精読と議論(3)
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。
【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。
6 "Bartleby" 精読と議論(4)
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。
【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。
7 "Bartleby" 精読と議論(5)
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。
【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。
8 "Bartleby" 精読と議論(6)
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。
【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。
9 "Bartleby" 精読と議論(7)
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。
【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。
10 "Bartleby" 精読と議論(8)
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。
【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。
11 "Bartleby" 精読と議論(9)
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。
【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。
12 "Bartleby" 精読と議論(10)
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。
【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。
13 "Bartleby" 精読と議論(11)
【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。
【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。
14 まとめと質疑(これまでの復習などを行い授業の理解を深める。)
【事前学習】これまでの学習内容での疑問点をまとめておくこと
【事後学習】疑問点の整理と授業内試験の準備
15 授業内試験と解説
【事前学習】前学期分の内容を復習すること
【事後学習】学修した内容の整理をすること
その他
教科書 Herman Melville, The Piazza Tales, The Northwestern-Newberry Edition/ISBN 0-8101-1467-4, 1998
参考書 授業時に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
授業参画度は、適宜行うリアクションペーパー等で評価する。
授業内テストは、学期末に授業内で行う試験で評価する。
オフィスアワー 授業終了時
備考 予習的読解を必ず行うこと。各回ごと学生は辞書を丹念に引き解釈を深め、キーワードを鋭敏に捉え、自分なりのテーマを把握してゆくことが求められる。
復習では、音読訓練を繰り返し、原文の英語の意味と音との親和性を高める努力を惜しまないこと!

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