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エリザベス朝文学演習2

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科目名 エリザベス朝文学演習2
教員名 飯田啓治朗
単位数    1 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 シェイクスピア劇を精神分析学の視点から読む
授業のねらい・到達目標 3年次に履修済みの「英語11・12」で習得したシェイクスピアの英語の語学力をもとにして、シェイクスピアの四大悲劇の一つである『マクベス』を読み、文学的な問題を考えていく。とりわけ、精神分析批評理論の視点から作品を解釈することを目標とする。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法 演習形式。受講者全員で作品を精読していく。主人公のマクベス及びマクベス夫人が登場する場面を中心に、作品において重要な場面を読む。
本授業の事前・事後学習は、合わせて2時間以上の学習を目安とします。
履修条件 「英語11・12」を履修しシェイクスピアの(初期近代)英語の発音、文法、語彙について一定の理解及び習得が済んでいることが望ましい。
4月の4年生ガイダンス日に履修希望の申込手続きを行い、この授業に振り分けられた者。
授業計画
1 テキスト3.1.1-70を精読する。
[事前学習]3.1.1-70の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第1回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
2 テキスト3.2.1-56を精読する。
[事前学習]3.2.1-56の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第2回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
3 テキスト3.4.1-67を精読する。
[事前学習]3.4.1-67の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第3回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
4 テキスト3.4.67-120を精読する。
[事前学習]3.4.67-120の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第4回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
5 テキスト3.4.121-43、4.1.47-75を精読する。
[事前学習]3.4.121-43、4.1.47-75の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第5回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
6 テキスト4.1.76-131を精読する。
[事前学習]4.1.76-131の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第6回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
7 テキスト4.1.132-55、5.1.1-38を精読する。
[事前学習]4.1.132-55、5.1.1-38の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第7回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
8 テキスト5.1.39-76、5.3.1-29を精読する。
[事前学習]5.1.39-76、5.3.1-29の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第8回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
9 テキスト5.3.30-62、5.5.1-28を精読する。
[事前学習]5.3.30-62、5.5.1-28の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第9回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
10 テキスト5.5.29-52を精読する。
[事前学習]5.5.29-52の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第10回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
11 テキスト5.7.1-29、5.8.1-22を精読する。
[事前学習]5.7.1-29、5.8.1-22の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第11回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
12 テキスト5.8.23-50を精読する。
[事前学習]5.8.23-50の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第12回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
13 テキスト5.8.50-75を精読する。
[事前学習]5.8.50-75を精読する。の下調べをし、発表に備えておくこと。
[事後学習]第13回授業中のメモをノートに整理し、期末試験に備えた復習をすること。
14 期末試験、振り返り
[事前学習]第13回までの各回終了ごとに行ってきた事後学習を再度行い、語彙、文法等々の理解を確実なものとしておくこと。
[事後学習]テキスト、ノートを見直し、解答できなかった語彙、文法等々を調べ直しておくこと。
15 後期授業のまとめ
[事前学習]最終場面まで、図書館を利用するなどして、英語による映像資料を視聴すること。
[事後学習]この授業で習得したシェイクスピアの英語との取り組み方を生かして、今後もシェイクスピア作品の文学的な考察に目を向けるようにすること。
その他
教科書 今西雅章編注 『マクベス』 (大修館シェイクスピア双書)大修館書店
参考書 Alexander Schmidt, Shakespeare Lexicon and Quotation Dictionary, New York, Dover Publications, 1971
C. T. Onions, A Shakespeare Glossary, Oxford University Press, 1986
松田徳一郎編集代表 『リーダーズ英和辞典 第2版』 研究社 1999年
松田徳一郎監修 『リーダーズ・プラス』 研究社 1994年
大塚高信 『シェイクスピアの文法』 研究社 1976年
予習は、上記の辞典類の参考書を用いて調べてあることを最低条件とする。図書館などで利用すること。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は、予習発表を中心に、授業の受講に対して真摯であるかどうか、授業にかかわるあらゆる事柄を材料として評価する。予習がおざなりな場合、授業に集中していない場合などは、加点されない。
オフィスアワー 昼休みに、研究室において実施する。授業終了時に日時の予約を取ること。

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