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英語意味論演習2

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科目名 英語意味論演習2
教員名 小澤賢司
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 本授業では、意味の研究をより深く知ってもらうため、had better(とshould)に焦点を当て、その意味的特徴を(みんなで)考察します。
授業のねらい・到達目標 本授業では、以下の点を学修到達目標とします。
①文献資料(洋文献含む)を正確に読解することができる。
②文献資料の読み方とまとめ方を身につける。
③疑問を捻出することができる。
④疑問点に対する解決策を(協働作業を通して)創出することができる。
⑤体裁の整ったレポートを作成することができる。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法 輪読形式でテキスト(プリント)を読み進めていきます。受講者の方には「音読」と「和訳」してもらい、その後、各問に関して「考察」をおこなってもらいます。音読はとても重要です。既知の単語でも、発音とアクセント(特にアクセント)はしっかり調べ、発声できるようにしておいてください。和訳は、きれいな日本語にすることも重要ですが、それだけでなく、書かれている内容を正しく理解できているかを確認してください。考察では、自身の'脳'力を駆使して、各問に対する自分なりの解を提示しましょう。数回のレポート提出を求めますので、授業内容は随時復習しておきましょう。本授業の事前・事後学習は、各1時間の学習を目安とします。
授業計画
1 論文を読む(Will / Can / Would / Could you ~? の意味の違い)
【事前学習】本授業のシラバス全体を一読しておくこと。
【事後学習】手持ちの辞書や文法書で、had betterの意味を確認しておくこと。ミニレポート作成(次週提出)
2 HAD BETTERに関する文献精読:意味論的特徴と語用論的特徴
【事前学習】配布したプリントを熟読しておくこと。
【事後学習】学習した内容を整理し、疑問点などはしっかりまとめておくこと。
3 HAD BETTERに関する文献精読:「悪い結果」の含意
【事前学習】配布したプリントを熟読しておくこと。
【事後学習】第1回レポート作成準備
4 HAD BETTERに関する文献精読:OR節との共起
【事前学習】配布したプリントを熟読しておくこと。
【事後学習】第1回レポート作成(次週提出)
5 HAD BETTERに関する文献精読:「悪い結果」の非含意
【事前学習】配布したプリントを熟読しておくこと。
【事後学習】学習した内容を整理し、疑問点などはしっかりまとめておくこと。
6 第1回レポートへの講評
HAD BETTERに関する文献精読:発話環境(特定的事態)
【事前学習】配布したプリントを熟読しておくこと。
【事後学習】第2回レポート作成準備
7 HAD BETTERに関する文献精読:非過去性条件
【事前学習】配布したプリントを熟読しておくこと。
【事後学習】第2回レポート作成(次週提出)
8 HAD BETTERに関する文献精読:主観性・客観性
【事前学習】配布したプリントを熟読しておくこと。
【事後学習】学習した内容を整理し、疑問点などはしっかりまとめておくこと。
9 第2回レポートへの講評
HAD BETTERに関する文献精読:近未来指示、第三者指向
【事前学習】配布したプリントを熟読しておくこと。
【事後学習】学習した内容を整理し、疑問点などはしっかりとまとめておくこと。
10 HAD BETTERに関する文献精読:比較表現としてのHAD BETTER
【事前学習】配布したプリントを熟読しておくこと。
【事後学習】学習した内容を整理し、疑問点などはしっかりまとめておくこと。
11 HAD BETTERに関する文献精読:量的分析
【事前学習】配布したプリントを熟読しておくこと。
【事後学習】第3回レポート作成準備
12 HAD BETTERに関する文献精読:質的分析
【事前学習】配布したプリントを熟読しておくこと。
【事後学習】第3回レポート作成(次週提出)
13 第3回レポートへの講評
論文を読む(HAD BETTERの本質的意味)
【事前学習】配布したプリントを熟読しておくこと。
【事後学習】学習した内容を整理し、疑問点などはしっかりまとめておくこと。
14 これまでの総復習
【事前学習】知識に漏れがないかを確認しておくこと。
【事後学習】知識に漏れがあった内容をしっかり復習しておくこと。
15 試験とまとめ(フィードバック)
【事前学習】これまでの学習内容を復習しておくこと。
【事後学習】再度、全ての学習内容を復習しておくこと。
その他
教科書 適宜、プリントを配布する。
参考書 適宜、授業中に紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(20%)
3分の2以上の出席と2回以上のレポート提出を前提として評価する。
授業内テストは、学期末に行う試験で評価する。
授業参画度は,授業態度等で評価します。
オフィスアワー 授業開始前ないしは授業終了後、教室にて対応する。

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