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英語意味論演習1

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科目名 英語意味論演習1
教員名 小澤賢司
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 英語を学んでいると、多くの「謎」に出会います。たとえば、「楽器を演奏する」ということを表現したい場合、'I play the piano.' のように、【楽器の前にはtheを使う(使わなければいけない)】と習います。しかし、「楽器を購入する」の場合では、'I bought a piano.'のように、a を使うことが可能です。なぜ「楽器を演奏する」の場合は、a ではなく、the を使わないといけないのでしょうか。この「謎」を解き明かすためには、冠詞(a/the)が持つ「意味」を理解し、能動的に思考することが求められます。本授業では、上記の「冠詞」に加え、「可算名詞・不可算名詞」と「関係代名詞」にもフォーカスを当て、それらが持つ意味的特徴を考察します。
授業のねらい・到達目標 本授業では、以下の点を学修到達目標とします。
①名詞の可算化、不可算化について正確に説明できる。
②不定冠詞a(n)と定冠詞theの違いを正確に説明できる。
③関係代名詞の制限用法と非制限用法について正確に説明できる。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法 講義形式で授業を進めていきます。ただし、時折、こちらから受講者の方に質問を投げかけ、話題となっている問題について考えてもらいます。各項目ごとにレポートの提出を求めますので、授業内容は随時復習しておくことが重要となります。また、授業の始めに復習・確認テストを行います(遅刻しないように)。本授業の事前・事後学習は、各1時間の学習を目安とします。
授業計画
1 有界と非有界
【事前学習】本授業のシラバス全体を一読しておくこと。
【事後学習】有界と非有界について正しく理解しておくこと。
2 名詞の可算化と不可算化
【事前学習】第1回の授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】名詞の可算化、不可算化について正しく理解しておくこと。
3 不定冠詞a/anと有界性
【事前学習】第2回までの授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】不定冠詞 a/an と有界性について正しく理解しておくこと。第1回レポート作成準備
4 定冠詞the
【事前学習】第3回までの授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】定冠詞theについて正しく理解しておくこと。第1回レポート作成(次週提出)
5 限定のtheと区別のthe その1
【事前学習】第4回までの授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】限定のtheと区別のtheについて正しく理解しておくこと。
6 限定のtheと区別のthe その2(楽器の前のthe)
【事前学習】第5回までの授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】(演奏するという意での)楽器の前にtheが付く原理を正しく理解しておくこと。第2回レポート作成準備
7 定冠詞theと各照応
【事前学習】第6回までの授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】「前方照応」、「後方照応」、「外界照応」について正しく理解しておくこと。第2回レポート作成(次週提出)
8 総称的用法のthe
【事前学習】第7回までの授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】これまでの学習内容を再度復習しておくこと。
9 関係代名詞 種類と機能の確認
【事前学習】関係代名詞について手持ちの文法書でその種類と機能を確認しておくこと。
【事後学習】知識に漏れのあったものについて再度復習しておくこと。
10 関係代名詞 制限用法(基本)
【事前学習】第9回までの授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】制限用法(基本)を正しく理解しておくこと。第3回レポート作成準備
11 関係代名詞 制限用法(発展的考察)
【事前学習】第10回までの授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】制限用法(発展的考察)を正しく理解しておくこと。第3回レポート作成(次週提出)
12 関係代名詞 非制限用法(基本)
【事前学習】第11回までの授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】非制限用法(基本)を正しく理解しておくこと。第4回レポート作成準備
13 関係代名詞 非制限用法(発展的考察)
【事前学習】第12回までの授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】非制限用法(発展的考察)を正しく理解しておくこと。制限用法(発展的考察)を正しく理解しておくこと。第4回レポート作成(次週提出)
14 これまでの総復習
【事前学習】第13回までの授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】知識に漏れのある学習項目を確認しておくこと。
15 試験とまとめ(フィードバック)
【事前学習】これまでの学習内容を復習しておくこと。
【事後学習】再度、全ての学習内容を復習しておくこと。
その他
教科書 適宜、プリントを配布する。
参考書 授業内で紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(20%)
3分の2以上の出席と2回以上のレポート提出を前提として評価する。
授業内テストは、毎回行う小テストおよび学期末の試験で評価する。
授業参画度は,授業態度等で評価します。
オフィスアワー 授業開始前ないしは授業終了後、教室にて対応する。

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