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英語６
| 科目名 | 英語６ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 小山誠子 | ||||
| 単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 外国語科目 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業概要 | アカデミック・ライティングの基本事項の修得を行いながら、「自己表現」として他者の関心・理解・共感を得る事柄(内容/書き方(表現方法)とは何かを考察し、英作文を通して日常表現を学ぶ。 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 母語(日本語)同様に、「大学生」としての「自己表現」を英語でも行えるようにする。本科目では、最終的に論文のアブストラクトが書けるようにする。それに必要な内容の精査(何をどのように書くべきか)、「大学生レベル」の英文(語彙のレベルや正確で多様性に富んだ文章表現)を身に着ける。 この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。 |
| 授業の方法 | 受講者主体による演習方式で行う。下記「事前/事後学習」のスケジュールに従い準備を行い、受講当日は該当箇所について受講者自身が説明/解説を行う。（授業参画として成績評価の一部とする。）Unit毎の重要点を各自が記録し、3か月間で英文アブストラクト作成のマニュアルを作成する。(最終試験にて理解の確認を行う。）そのマニュアルに従い、各自が(卒業論文を想定して)英文アブストラクトを完成させる。(授業では更に、これを「プレゼンテーション」のやり方へと発展させていく。）加えて、基本的な語彙力増強のためにUnit毎のVocabulary Check（小テスト)及び英文作成への抵抗の軽減化のため日常表現の英作文（ミニ・エッセイ)を実施する。(不定期。随時前以て指示する。）本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間の学習を目安とします。 |
| 履修条件 | ①英語習熟度別クラス分けテストを受け、その結果により振り分けられたクラスで履修すること。 ②英語習熟度別クラス分けテスト未受験の者は、外国語教育センターで振り分けられたクラスで履修すること。振り分けられたクラス以外での履修はできません。 ③「英語5」（前期）と「英語6」（後期）は同一教員による同一時限のクラスを履修すること。 ④卒業に必要な外国語科目として「英語」を選択した場合、必ずこの科目を履修すること。（中国語中国文化学科及びドイツ文学科の学生は除く。） |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンス(前期英語５の復習及び本科目(英語６)での到達目標及び授業の方法について説明する。) 【事前学習】シラバスの事前確認および「アブストラクト」とは何か考えてくる。 【事後学習】本科目終了時作成の「アブストラクト」のための論文の構想を(出来るだけ多く)記録する。 |
| 2 |
Unit8:リサーチ・ペーパー(Research Paper論文＝RP)の構成について考察する。 【事前学習】Unit8小テストの準備及び論文の構成について考えてくる。 【事後学習】RPと特有の情報とは何か文章化/記録する。 |
| 3 |
Unit8(後半):RPの流れをサンプル(テキスト)を用いて考察する。 【事前学習】読み手(他者)を意識し、理解・共感を得られる内容・構成にするための留意点を考えてくる。 【事後学習】盛り込むべき事柄(内容)を文章化/記録する。 |
| 4 |
Unit9: アブストラクトの重要な特徴について考察する。 【事前学習】Unit9小テストの準備及びアブストラクトには何を書けばいいか考えてくる。 【事後学習】アブストラクトの役割を文章化/記録する。 |
| 5 |
Unit9(後半):字数制限及び時制を意識したアブストラクトの作成を学ぶ。 【事前学習】論文(RP）を書くにあたって「研究目的」を複数パターン書いてくる。 【事後学習】受講者各自の「研究目的」を盛り込んだ、字数制限及び時制を意識したアブストラクトの作成を行う。 |
| 6 |
Unit10:アブストラクトの構成を考察し、加筆・修正を行う。 【事前学習】Unit10小テストの準備及び'cohesion'とは何か考えてくる。 【事後学習】'cohesion'とは何かを文章化/記録する。 |
| 7 |
Unit10(後半): サンプル(テキスト)を用い、'cohesion'及び'linking words'を修得する。 【事前学習】サンプル(テキスト)に十分目を通し、内容を理解しておく。 【事後学習】サンプル分析によって得た内容を文章化/記録し、それを基に受講者自身のアブストラクトの加筆/修正を行う。 |
| 8 |
Unit11:アブストラクトの見直し/修正→ファイナライズの行程を学ぶ。 【事前学習】Unit11小テストの準備及びアブストラクト見直しに重要な点は何か考えてくる。 【事後学習】アブストラクトが完成したかどうかセルフ・チェックができるようにチェックリストを作成する。 |
| 9 |
Unit11(後半):アブストラクトの英文の見直し/チェック方法をリスト化し、各自で行えるようにする。 【事前学習】サンプル(テキスト)をチェックリストに従い、文法や英語表記の規則性を見直す。 【事後学習】受講者各自のエッセイについても同様にチェックを行う。 |
| 10 |
Unit12:プレゼンテーションと論文の違いについて考察する。 【事前学習】Unit12小テストの準備及び'presentation'と「論文」の違いについて考えてくる。 【事後学習】其々の違い及び文章表現について情報整理/文章化する。。 |
| 11 |
Unit12(後半):プレゼンテーションのやり方を学ぶ。 【事前学習】自分の言葉を他者の前でアピールする、そんなプレゼンテーションにするために'performance' として留意すべき点は何か考えてくる。 【事後学習】performanceの質を上げるために意識すべき重要点を文章化/記録する。 |
| 12 |
Uni13:発表原稿を完成させ、その自己チェックを行えるようにする。 【事前学習】Unit13小テストの準備及び俯瞰(他者の視点から客観的に評価)するときに留意すべき点を考えてくる。 【事後学習】評価の留意点を文章化/記録する。 |
| 13 |
Unit14(後半):他者の理解が得られる内容構成及び個々の文章表現とは何かを考察する。 【事前学習】何を意識すると「論の流れ」が円滑になり、他者の理解が得られるか考えてくる。 【事後学習】学習で得られた留意点の情報整理を行い、文章化/記録する。 |
| 14 |
Unit15:プレゼンテーション迄の一連の流れ及びその評価のポイントを修得する 【事前学習】他者のプレゼンテーションへの関心・理解を示す方法(Q&Aの表現)を書き出してくる。 【事後学習】プレゼンテーションを有効(effective)なもの・時間にするための留意点を情報整理し、文章化/記録する。 |
| 15 |
授業内試験及びアブストラクト及びプレゼンテーションのマニュアルを完成させる。 【事前学習】①小テスト過去問題の見直し/復習、②アブストラクトを作成する。③(3か月の)学習記録の見直しを行う。 【事後学習】出来上がったマニュアルに沿って、今後書いてみたい(書く予定の)論文のアブストラクト及びそれを用いたプレゼンテーションの構想につなげる。 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 深山晶子 幸重美津子 他 『３つの要素で学ぶアカデミック・ライティングの基本』 金星堂 2019年 第1版 |
| 参考書 | 使用しない |
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(15%)、ミニ・エッセイ提出による英作文能力判定(15%) 「授業内テスト」はユニット毎の語彙・表現の理解の確認を行います。「授業参画度」は毎回（予め上記に従い指示した範囲）の発表及びコメント等の授業への積極的態度を評価します。 |
| オフィスアワー | 授業後に対応する。 |