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英米文学演習2

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平成28年度以降入学者 英米文学演習2
平成27年度以前入学者 英米文学基礎演習2
教員名 野口肇
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業概要 トルーマン・カポーティの“Mirriam”を読みながら、作品が書かれた1940年代のニューヨークの様子を見ていきたい。また、作品に見られる分身のテーマから、英米に見られる同テーマの作品と比較・検討していきたい。
授業のねらい・到達目標 単に英文を読んで日本語にするのではなく、感性や想像力を働かせながら行間を読み、小説の楽しさ、面白さを味わうことができる。作品に表れた南部英語を理解できるようにする。英語の読解力を向上することができる。読み方、発音にも注意を払うことができる。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法 演習方式で行います。順番に学生一人ずつに英文を読んでもらったあと、日本語にしてもらいます。その後で、説明を加えていきたいと思います。本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間の学習を目安とします。
授業計画
1 カポーティと、彼の時代についての説明   

【事前学習】次回の予習 カポーティの作品を一つ読むこと

【事後学習】今回の復習 カポーティの作品と映画化された作品との関係について、調べること
2 作品の講読と解釈 作家とニューヨークの関係について説明

【事前学習】次回の予習 文学作品と分身のテーマについて、調べること

【事後学習】今回の復習 読んだカポーティの作品について、まとめておくこと
3 作品の講読と解釈 文学作品と分身のテーマについて説明

【事前学習】次回の予習 アメリカ南部文芸復興について、調べること

【事後学習】今回の復習 分身を扱った作品を一つ読むこと
4 作品の講読と解釈 作品中に見られる雪のイメージについての説明

【事前学習】次回の復習 文学作品と幻想について、調べること

【事後学習】今回の復習 文学作品と分身のテーマについて、まとめておくこと
5 作品の講読と解釈 アメリカ南部文芸復興について説明

【事前学習】次回の予習 作品中に見られる幻想について、まとめておくこと

【事後学習】今回の復習 南部英語について、調べること
6 作品の講読と解釈 南部英語について説明

【事前学習】次回の予習 カポーティと南部について、調べること

【事後学習】今回の復習 南部英語について、まとめておくこと
7 作品の講読と解釈 カポーティと南部について説明

【事前学習】次回の予習 主人公と孤独について、調べること

【事後学習】今回の復習 作品の家屋構造について、調べておくこと
8 作品の講読と解釈 主人公の孤独について説明

【事前学習】次回の予習 登場する女の子の名前について、調べておくこと

【事後学習】今回の復習 主人公の孤独について、まとめておくこと
9 作品の講読と解釈 文学作品における登場人物の名前について説明

【事前学習】次回の予習 20世紀アメリカ文学史におけるカポーティの位置を、調べておくこと

【事後学習】今回の復習 主人公の名前について、まとめておくこと
10 作品の講読と解釈 主人公の名前について説明 

【事前学習】次回の予習 1940年代の映画館の様子について、調べておくこと

【事後学習】今回の復習 20世紀アメリカ文学史におけるカポーティの位置について説明
11 作品の講読と解釈 1940年代の映画館の様子について説明

【事前学習】次回の予習 文学作品と家屋事情について、調べておくこと

【事後学習】今回の復習 カポーティの周辺作家について、調べておくこと
12 作品の講読と解釈 文学作品と家屋事情について説明

【事前学習】次回の予習 アメリカ南部と文学について、調べておくこと

【事後学習】今回の予習 カポーティの周辺作家の作品を一つ、読んでおくこと
13 作品の講読と解釈 カポーティとアメリカ南部

【事前学習】次回の予習 

【事後学習】カポーティについて、まとめておくこと
14 作品の講読と解釈 カポーティ、南部小説、南部英語、作品についての要点整理

【事前学習】次回の予習

【事後学習】問題点の整理
15 授業内試験と学習内容の整理

【事前学習】試験準備

【事後学習】後期の総復習
その他
教科書 田中啓介 出井ヤスコ 『英文『アメリカのイヴたち』』 英宝社 2012年 第12版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、授業参画度(30%)
学期末に授業内で行う試験と、授業参画度(発表・質問等)により総合的に評価します。
オフィスアワー 教室で、授業前と後で受け付けます。

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