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平成28年度以降入学者 | 英米文学演習2 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 英米文学基礎演習2 | ||||
教員名 | 飯田啓治朗 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | イギリス文学研究入門―女性主人公からシェイクスピアの作品を考える |
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授業のねらい・到達目標 | イギリス文学研究の入門として、シェイクスピアの悲劇作品の女性主人公について書かれた批評を読むことをもとにして、自らも作品全体を実際に読み、イギリス文学研究の一端に触れることがねらい。また、教科書の徹底した英文精読により、今後のイギリス文学研究に必要な英文読解力を向上させることを目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。 |
授業の方法 | 演習形式。受講者全員の下調べをもとにして、教科書の英文を精読していく。作品の翻訳の読書結果にもとづいた考察の発表やディスカッションを行う。 本授業の事前・事後学習は、合わせて2時間以上の学習を目安とします。 |
履修条件 | 4月の2年生ガイダンス日に履修希望の申込手続きを行い、この授業に振り分けられた者。 後期のみ再履修を許可された者は、7月中に、後期第1回目の研究発表会の課題について、担当教員に聞きに来ること。 |
授業計画 | |
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1 |
研究発表会 [事前学習]夏季休暇中に課題レポートをまとめておくこと。レジュメも用意すること。 [事後学習]他の履修生および担当教員から出た意見等に基づいてレポートの内容を発展させること。 |
2 |
『オセロー』におけるデズデモーナ (1) pp. 30-32を精読する。 [事前学習]テキストpp. 30-32の下調べをし、発表に備えておくこと。 [事後学習]第2回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
3 |
『オセロー』におけるデズデモーナ (2) pp. 33-35を精読する。 [事前学習]テキストpp. 33-35の下調べをし、発表に備えておくこと。 [事後学習]第3回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
4 |
『オセロー』におけるデズデモーナ (3) pp. 36-38を精読する。 [事前学習]テキストpp. 36-38の下調べをし、発表に備えておくこと。 [事後学習]第4回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
5 |
『オセロー』におけるデズデモーナ (4) pp. 39-41を精読する。 [事前学習]テキストpp. 39-41の下調べをし、発表に備えておくこと。 [事後学習]第5回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
6 |
『マクベス』におけるマクベス夫人 (1) pp. 42-44を精読する。 [事前学習]テキストpp. 42-44の下調べをし、発表に備えておくこと。 [事後学習]第6回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
7 |
『マクベス』におけるマクベス夫人 (2) pp. 45-47を精読する。 [事前学習]テキストpp. 45-47の下調べをし、発表に備えておくこと。 [事後学習]第7回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
8 |
『マクベス』におけるマクベス夫人 (3) pp. 48-50を精読する。 [事前学習]テキストpp. 48-50の下調べをし、発表に備えておくこと。 [事後学習]第8回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
9 |
『マクベス』におけるマクベス夫人 (4) pp. 51-54を精読する。 [事前学習]テキストpp. 51-54の下調べをし、発表に備えておくこと。 [事後学習]第9回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
10 |
『リア王』におけるコーディリア (1) pp. 55-57を精読する。 [事前学習]テキストpp. 55-57の下調べをし、発表に備えておくこと。 [事後学習]第10回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
11 |
『リア王』におけるコーディリア (2) pp. 58-60を精読する。 [事前学習]テキストpp. 58-60の下調べをし、発表に備えておくこと。 [事後学習]第11回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
12 |
『リア王』におけるコーディリア (3) pp. 61-63を精読する。 [事前学習]テキストpp. 61-63の下調べをし、発表に備えておくこと。 [事後学習]第12回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
13 |
『リア王』におけるコーディリア (4) pp. 64-65を精読する。 [事前学習]テキスト64-65の下調べをし、発表に備えておくこと。 [事後学習]第13回授業中のメモをノートに整理し、内容を復習すること。 |
14 |
期末試験、振り返り [事前学習]第13回までの各回終了ごとに行ってきた事後学習を再度行い、テキストの英文および内容の理解を確実なものとしておくこと。 [事後学習]テキスト、ノートを見直し、解答できなかった問題を調べ直しておくこと。 |
15 |
後期授業のまとめ(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める) [事前学習]テキストpp. 30-65を読み直しておくこと。 [事後学習]この授業で習得した英文読解力と、文学作品の批評の仕方を次年度以降の文学研究において生かすこと。 |
その他 | |
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教科書 | Peter Milward, Shakespeare’s Tragic Heroines, 鷹書房弓プレス, 2002 松岡和子訳 『オセロー』 (ちくま文庫)筑摩書房 松岡和子訳 『マクベス』 (ちくま文庫)筑摩書房 松岡和子訳 『リア王』 (ちくま文庫)筑摩書房 上記以外にも、教科書で言及される作品を最低限、翻訳で読む必要がある。作品以外の参考文献は授業で紹介する。紹介された参考文献は、必ず検索をし、図書館などで入手し、よく読んで試験に備えること。また、授業で紹介するシェイクスピア作品の舞台公演や絵画展などにも積極的に足を運んでもらいたい。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、レポート(25%)、授業参画度(25%) 授業参画度は、予習発表を中心に、授業の受講に対して真摯であるかどうか、授業にかかわるあらゆる事柄を材料として評価する。予習がおざなりな場合、授業に集中していない場合などは、加点されない。 |
オフィスアワー | 昼休みに、研究室において実施する。授業終了時に日時の予約を取ること。 |