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平成28年度以降入学者 | 英米文学演習1 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 英米文学基礎演習1 | ||||
教員名 | 高橋利明 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | Nathaniel Hawthorne の The Scarlet Letter(『緋文字』)[1850] の原文の精読を通して、作品そのもののもつ本質的かつ、普遍的な人間の問題(社会と個人はどうあるべきか)を考察する。 |
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授業のねらい・到達目標 | ナサニエル・ホーソーン(1804-64) の代表的傑作『緋文字』を三つの「処刑台」のシーンを中心に分析・考察することによって、アメリカという国家の成立草創期における社会と個人の対立の意味とその普遍性を理解する。そして、学生は各自の作品論を小論文としてまとめる力を涵養することができる。 その基本は、学生が毎回の事前予習によって、キーワード・キーセンテンスを把握する力にかかっている。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。 |
授業の方法 | 作品の理解を深めるために輪読による読解を中心に授業を進め、各自の精読に基づいて提起された問題点などを議論したい。また、原文の音読にも注意を払い、適宜、ビデオ鑑賞等によってさらなる解釈の深化も目指す。(なお、授業進度は予定である。) 本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) 【事前学習】シラバスを事前に確認すること。 【事後学習】今後の授業に備え、テクストの予習に着手すること。 |
2 |
『緋文字』解説ビデオ鑑賞 【事前学習】今後の授業に備え、テクストの予習に着手すること。 【事後学習】今後の授業に備え、テクストの予習に着手すること。 |
3 |
『緋文字』映画ビデオ鑑賞(1) 【事前学習】今後の授業に備え、テクストの予習に着手すること。 【事後学習】今後の授業に備え、テクストの予習に着手すること。 |
4 |
Ch.1 "The Prison-Door" 精読と議論(1) 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。 |
5 |
Ch.1 "The Prison-Door" 精読と議論(2) 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。Ch.1 "The Prison-Door" 精読と議論(2) |
6 |
Ch.2 "The The Market-Place" 精読と議論(1) 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。 |
7 |
Ch.2 "The The Market-Place" 精読と議論(2) 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。 |
8 |
Ch.2 "The The Market-Place" 精読と議論(3) 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。 |
9 |
Ch.2 "The The Market-Place" 精読と議論(4) 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。 |
10 |
Ch.3 "The The Recognition" 精読と議論(1) 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。 |
11 |
Ch.3 "The The Recognition" 精読と議論(2) 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。 |
12 |
Ch.3 "The The Recognition" 精読と議論(3) 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。 |
13 |
Ch.3 "The The Recognition" 精読と議論(4) 【事前学習】予習箇所を深く読み込み、キーワード・キーセンテンスを把握し、文脈を確実に理解すること。 【事後学習】音読練習などをして原文の意味の再確認を行うこと。 |
14 |
まとめと質疑(これまでの復習などを行い授業の理解を深める。) 【事前学習】これまでの学習内容での疑問点をまとめておくこと 【事後学習】疑問点の整理と授業内試験の準備 |
15 |
授業内試験と解説 【事前学習】前学期分の内容を復習すること 【事後学習】学修した内容の整理をすること |
その他 | |
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教科書 | Michael J. Colacurcio, Nathaniel Hawthorne, The Scarlet Letter, John Harvard Belknap Press, ISBN 978-0-674-03574-4, 2009 |
参考書 | 適宜、授業内で指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%) 授業参画度は、適宜行うリアクションペーパー等で評価する。 授業内テストは、学期末に授業内で行う試験で評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了時 |
備考 | 予習的読解を必ず行うこと。各回ごと、学生は辞書を丹念に引き解釈を深め、キーワードを鋭敏に捉え、自分なりのテーマを把握してゆくことが求められる。 復習では、音読訓練を繰り返し、原文の英語の意味と音との親和性を高める努力を惜しまないこと。 |