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科目名 | 英語学特殊講義2 | ||||
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教員名 | 吉良文孝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 本学英文学科を卒業するにあたり、英語学領域で知っておくべき知識、身につけるべき英語学的素養の「総決算としての講義」を行ないます。つまり、「日本大学の英文学科ではこういったことを学んだ」と認識できるような授業となります。とりわけ、英語教師として教壇に立つことを志望する人が受講すべき内容となります。受講者の皆さんが、ことばの面白さ、神秘さ、難しさ(だから、ことばは面白い!)を実感できるような授業にしたいと思います。 |
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授業のねらい・到達目標 | 英語英文学を専攻する学生が知っておくべき知識を身につけること、それを本講義のねらい・到達目標とします。それによって、人に「ことばの面白さ」を目を輝かせて伝えることができるだけでなく、自身もことばの面白さを実感することができます。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 教科書、ならびに配付プリントを使用した(完全な)講義形式です。ことばの根幹は、何と言っても「動詞」です。動詞にまつわる話をします。具体的には、テンス(Tense)、アスペクト(Aspect)、モダリティ(Modality)に関するトピックスをとりあげ、三位一体の関係にある三者の関係性について講じます。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | なし。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(後学期計画とアスペクトの応用(特別用法)、モダリティについての鳥瞰図的な話を講じます) 【事前学習】教科書の目次の熟読。 【事後学習】配付プリントの予習。 |
2 |
アスペクト(8)― 知覚動詞構文(一般的な意味制約) 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
3 |
スペクト(9)― 知覚動詞構文(実例検証) 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
4 |
アスペクト(10)― before節における過去完了(「大過去」と「完了性の強調」) 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
5 |
スペクト(11)― before節における過去完了(実例検証) 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
6 |
モダリティ(1)― モダリティとは 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
7 |
モダリティ(2)― モダリティの三要件 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
8 |
モダリティ(3)― 発話の論理構造分析 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
9 |
モダリティ(4)― 法助動詞(認識的用法と根源的用法) 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
10 |
モダリティ(5)― 法助動詞の意味特徴(Coates(1983)の「曖昧集合理論」) 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
11 |
モダリティ(6)― 法助動詞の意味特徴(Sweetser(1990)の「比喩的写像」) 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
12 |
モダリティ(7)― モダリティと否定 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
13 |
モダリティ(8)― モダリティの条件化 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
14 |
モダリティ(9)― モダリティの疑問化 【事前学習】配付プリントの熟読。 【事後学習】配付プリントのまとめと整理。 |
15 |
後学期講義のまとめ 【事前学習】後学期配付資料の熟読。 【事後学習】後学期講義内容の総まとめと整理。 |
その他 | |
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教科書 | 吉良文孝 『ことばを彩る1 テンス・アスペクト』 研究社 2018年 江川泰一郎 『『英文法解説(改訂三版)』』 金子書房 1991年 第3版 適宜、プリントを配付します。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(100%) 授業参画度は,授業態度等で評価します。 |
オフィスアワー | 吉良研究室(7312)にて、火曜日・水曜日・木曜日。 |