文理学部シラバスTOP > 文理学部 > ドイツ文学科 > ドイツ文化演習5
日本大学ロゴ

ドイツ文化演習5

このページを印刷する

科目名 ドイツ文化演習5
教員名 早崎えりな
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 モーツァルト作曲のオペラ『後宮からの誘拐』と関連するテキストをドイツ語読むことによって、作品の時代背景と、時代が作品に及ぼした影響を知るとともに、ドイツ語を読む力を向上させる。
授業のねらい・到達目標 音楽作品は、時代を超え、国境を越えると考えられ一方で、作品が製作された時代と土地に密接に結びついていることを理解し、それを説明できるようになること、および、ドイツ語を正確に読み、翻訳することができるようになることを目的にしています。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 ①ドイツ語読解演習。
②履修学生による発表授業(ハンドアウト使用)。
③本授業の事前、事後学習はあわせて1時間の学習を目安とします。
授業計画
1 モーツァルト作曲『ピアノ・ソナタ11番』3楽章を聴き、特徴を考える。
授業内容と評価に関する説明。

【事前学習】シラバスを読んでおく。
【事後学習】2回以降の授業のために、『後宮からの誘拐』の粗筋を確認しておく。
2 イエニチェリの音楽について、テキスト1ページを読む。

【事前学習】テキストの1ページを読んでおく。
【事後学習】テキストの1ページのドイツ語構造を確認のうえ、各自、翻訳できるようにする。
3 イエニチェリの音楽について、テキスト2ページを読む。

【事前学習】テキスト2ページを予習しておく。
【事後学習】2ページのドイツ語の構造を確認し、各自、翻訳できるようにする。テキスト全体の内容を把握する。
4 発表授業(1)モーツァルトの時代のハプスブルクとトルコ。
    (2)モーツァルトに影響を与えたトルコ音楽。

【事前学習】発表のテーマについて、自分でも調査しておく。
【事後学習】発表者の配布したハンドアウトを確認する。
5 1.第4回授業時にみなさんが提出した質問に対して、発表者が回答する。
2.発表授業(1)Singspielとは?
(2)モーツアルトの履歴。

【事前学習】発表のテーマについて、自分でも調査しておく。
【事後学習】発表者の配布したハンドアウトを確認する。
6 1.第5回授業時にみなさんが提出した質問に対して。発表者が回答する。
2.『後宮』のリブレットをドイツ語で読む。第一場第一幕、第二場の前半。

【事前学習】第一幕第一場、第二場の前半を読んでおく。
【事後学習】読解した箇所を読み直し、正確に理解できたか確認する。
7 『後宮』のリブレットをドイツ語で読む。第二場後半。

【事前学習】第二場後半を読んでおく。
【事後学習】読解した箇所を読み直し、正確に理解できたか確認する。
8 『後宮』のリブレットをドイツ語で読む。第三場、第四場。

【事前学習】第四場、第五場を読んでおく。
【事後学習】読解した箇所を読み直し、正確に理解できたか確認する。
9 『後宮』のリブレットをドイツ語で読む。第六場、第七場。

【事前学習】第六場、第七場を読んでおく。
【事後学習】読解した箇所を読み直し、正確に理解できたか確認する。
10 『後宮』のリブレットをドイツ語で読む。第二幕、第五場、第六場。

【事前学習】第二幕第五場、第六場を読んでおく。
【事後学習】読解した箇所を読み直し、正確に理解できたか確認する。
11 1.DVDを使って、これまでに読んだリブレットの内容、第一幕を、ドイツ語で確認する。
2.『後宮』リブレットをドイツ語で読む。第三幕第七場。
【事前学習】第三幕第七場を読んでおく。
【事後学習】読解した箇所を読み直し、正確に理解できたか確認する。
12 1.DVDを使って、第二幕を確認する。
2.『後宮』のリブレットをドイツ語で読む。第三幕第八場。

【事前学習】第八場を読んでおく。
【事後学習】読解した箇所を読み直し、正確に理解できたか確認する。
13 1.『後宮』のリブレットをドイツ語で読む。第九場
2.DVDを使って、第三幕を確認する。
3.モーツァルトの理解した「トルコ音楽」を確認し、感想を述べる。

【事前学習】第九場を読んでおく。
【事後学習】読解した箇所を読み直し、正確に理解できた確認する。
14 試験と解説。

【事前学習】ドイツ語を正確に読むための注意点を確認する。
【事後学習】読解したテキストの内容を確認する。
15 まとめ:これまでの復習、解説を行い、授業の理解を深める。

【事前学習】これまでの学習内容で疑問に思ったことをメモし、最終回の授業で質問できるようにしておく。
【事後学習】これまで読んだドイツ語のテキストを再度確認する。
その他
教科書 プリント配布。
参考書 なし。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、授業参画度(30%)
授業参画度:翻訳発表、テーマ発表で評価します。テーマ発表の発表者は、内容に応じて最高20点の加点を考えています。
授業内テスト:期末試験で評価します。
オフィスアワー 授業終了時。
備考 シラバスに書いたテーマでの発表者は第一回目に決定します。発表者とは、高水準の発表につながるよう、事前に打ち合わせをします。
また、授業の経過とともに、本授業に関連する内容で発表の意志をもった学生さんがいる場合には、発表時間をとれるよう考慮します。そのさい、シラバス内容が前後することもあります。

このページのトップ