検索したい科目／教員名／キーワードを入力し「検索開始｣ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に１文字スペースを入れずに、検索してください。
ゼミナール２
| 科目名 | ゼミナール２ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 犬飼裕一 | ||||
| 単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 社会学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業概要 | アレクシス・ド・トクヴィル『アメリカのデモクラシー』を読む |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | フランスの思想家アレクシス・ド・トクヴィル（1805-59）の名著『アメリカのデモクラシー』（原書初版1835年及び1840年）は、しばしば政治思想の著作として読まれてきたが、本ゼミナールでは社会学の視点から、社会学思想の偉大な先駆者という捉え方で読んでいくことにする。この本は社会科学全般においても重要な古典で、しかもアメリカ社会を理解する上で要とされている。長大な文献なので完読には時間がかかるが、内容はわかりやすく訳文も明快である。何とか一年間で終了したいと考えている。受講生のみなさんの協力をお願いしたい。 この科目は文理学部（学士（社会学））のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。 |
| 授業の方法 | 細かな進め方はゼミナールの開始後に決定するが、参加者が全員テキストを読んできて、自分が興味を感じた部分や疑問に思った部分について毎回全員が簡単に報告するという形をとっていきたいと考えている。 本授業の事前・事後学習は，合わせて１時間の学習を目安とします。 |
| 履修条件 | 犬飼のゼミナールⅠを履修していることが望ましい。犬飼の担当講義科目、社会学史Ⅰ社会学史Ⅱを履修していることが望ましい。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
１部第一章 北アメリカの地形 【事前学習】教科書１部第１章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 2 |
第二章 出発点について、またそれがイギリス系アメリカ人の将来に対してもつ重要性について 【事前学習】教科書１部第２章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 3 |
第三章 イギリス系アメリカ人の社会状態 【事前学習】教科書１部第３章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 4 |
第四章 アメリカの人民主権原理について 【事前学習】教科書１部第４章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 5 |
第五章 連邦政府について語る前に個々の州の事情を研究する必要性 【事前学習】教科書１部第５章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 6 |
第六章 合衆国における司法権とその政治社会に対する作用について 【事前学習】教科書１部第６章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 7 |
第七章 合衆国の政治裁判について 【事前学習】教科書１部第７章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 8 |
第八章 連邦憲法について 【事前学習】教科書１部第８章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 9 |
２部第一章 合衆国では人民が統治するとまさしく言える事情 【事前学習】教科書２部第１章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 10 |
第二章 合衆国の政党について 【事前学習】教科書２部第２章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 11 |
第三章 合衆国における出版の自由について 【事前学習】教科書２部第３章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 12 |
第四章 合衆国の政治的結社について 【事前学習】教科書２部第４章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 13 |
第五章 アメリカの民主政治について 【事前学習】教科書２部第５章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 14 |
第六章 アメリカ社会が民主政治から引き出す真の利益は何か 【事前学習】教科書２部第６章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| 15 |
第七章 合衆国における多数の全能とその帰結について 【事前学習】教科書２部第７章を読んで簡単なレポート作成 【事後学習】討論 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | アレクシス・ド・トクヴィル著、松本礼二訳 『『アメリカのデモクラシー第一巻上下、第2巻上下（全四冊）』 （岩波文庫）』 岩波書店 2008年 第1版 岩波文庫で全四冊。まず前半の第一巻上下の二冊を購入して下さい。 |
| 参考書 | 犬飼裕一 『『歴史にこだわる社会学』』 八千代出版 2016年 第1版 犬飼裕一 『『方法論的個人主義の行方』』 勁草書房 2011年 第1版 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(40%)、教科書を読んでの準備と発表の完成度と努力(20%) 事前に教科書を読んで予習してくることと、ゼミ席上での発言状況で主に評価を行ないます。 |
| オフィスアワー | 火曜日二時間目。事前にアポイントをお願いします。 |