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ゼミナール1

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科目名 ゼミナール1
教員名 好井裕明
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 日常生活文化やさまざまな社会問題を勉強することを通して、受講生各自が自らの問題関心に覚醒し、それを少しでも深めていき、より鮮明に言葉で表現し、相手に伝えられるようになることを本ゼミナールではめざします。さらに、各自の報告と参加者同士の討議を重ねることを通して、それぞれの問題関心や関心ある現象や文化、現実の社会学的な解読に対して、より批判的な見方で理解できるような社会学的センスを養います。
本ゼミナールは、私の「ゼミナール2」「ゼミナール3」「ゼミナール4」「卒論指導」と連動しています。本ゼミナールを履修する人は、必ず先に挙げた科目も履修してください。
授業のねらい・到達目標 受講生各自が自らの問題関心に覚醒し、より鮮明に言葉で表現できること、そして「人々の方法」という発想のもとで、社会学的に解読できるセンスを養うことが目標である。

この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。
授業の方法 受講生各自の問題関心をめぐる報告と討議を中心にして、進めます。

本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とします。
授業計画
1 エスノメソドロジーという社会学的見方の概説および本ゼミナールのめざすところの説明
【事前学習】テキスト『「あたりまえ」を疑う社会学』を読んでおく。
【事後学習】テキスト『「あたりまえ」を疑う社会学』の後半を今一度読む。
2 基本的な問題関心を報告し、参加者同士で討議する①
【事前学習】報告予定者は基本的な問題関心をA41枚にまとめる。それ以外の受講生はテキスト『違和感から始まる社会学』第1章を読んでおく。
【事後学習】報告者は指示された文献を読み、さらに問題関心を深める。
3 基本的な問題関心を報告し、参加者同士で討議する②
【事前学習】報告予定者は基本的な問題関心をA41枚にまとめる。それ以外の受講生はテキスト『違和感から始まる社会学』第2章を読んでおく。
【事後学習】報告者は指示された文献を読み、さらに問題関心を深める。
4 基本的な問題関心を報告し、参加者同士で討議する③
【事前学習】報告予定者は基本的な問題関心をA41枚にまとめる。それ以外の受講生はテキスト『違和感から始まる社会学』第3章を読んでおく。
【事後学習】報告者は指示された文献を読み、さらに問題関心を深める。
5 基本的な問題関心を報告し、参加者同士で討議する④
【事前学習】報告予定者は基本的な問題関心をA41枚にまとめる。それ以外の受講生はテキスト『違和感から始まる社会学』第4章を読んでおく。
【事後学習】報告者は指示された文献を読み、さらに問題関心を深める。
6 基本的な問題関心を報告し、参加者同士で討議する⑤
【事前学習】報告予定者は基本的な問題関心をA41枚にまとめる。それ以外の受講生はテキスト『違和感から始まる社会学』第5章を読んでおく。
【事後学習】報告者は指示された文献を読み、さらに問題関心を深める。
7 基本的な問題関心を報告し、参加者同士で討議する⑥
【事前学習】報告予定者は基本的な問題関心をA41枚にまとめる。それ以外の受講生はテキスト『違和感から始まる社会学』第6章を読んでおく。
【事後学習】報告者は指示された文献を読み、さらに問題関心を深める。
8 基本的な問題関心を報告し、参加者同士で討議する⑦
【事前学習】報告予定者は基本的な問題関心をA41枚にまとめる。それ以外の受講生はテキスト『違和感から始まる社会学』補論を読んでおく。
【事後学習】報告者は指示された文献を読み、さらに問題関心を深める。
9 先行研究を読破し、さらに問題関心を洗練させた報告と参加者同士の討議①
【事前学習】報告予定者は読破した文献をもとにしてさらに問題関心を深めたA43枚適度の報告要旨を作成する。
【事後学習】報告内容と討議内容を今一度整理しておく。
10 先行研究を読破し、さらに問題関心を洗練させた報告と参加者同士の討議②
【事前学習】報告予定者は読破した文献をもとにしてさらに問題関心を深めたA43枚適度の報告要旨を作成する。
【事後学習】報告内容と討議内容を今一度整理しておく。
11 先行研究を読破し、さらに問題関心を洗練させた報告と参加者同士の討議③
【事前学習】報告予定者は読破した文献をもとにしてさらに問題関心を深めたA43枚適度の報告要旨を作成する。
【事後学習】報告内容と討議内容を今一度整理しておく。
12 先行研究を読破し、さらに問題関心を洗練させた報告と参加者同士の討議④
【事前学習】報告予定者は読破した文献をもとにしてさらに問題関心を深めたA43枚適度の報告要旨を作成する。
【事後学習】報告内容と討議内容を今一度整理しておく。
13 先行研究を読破し、さらに問題関心を洗練させた報告と参加者同士の討議⑤
【事前学習】報告予定者は読破した文献をもとにしてさらに問題関心を深めたA43枚適度の報告要旨を作成する。
【事後学習】報告内容と討議内容を今一度整理しておく。
14 先行研究を読破し、さらに問題関心を洗練させた報告と参加者同士の討議⑥
【事前学習】報告予定者は読破した文献をもとにしてさらに問題関心を深めたA43枚適度の報告要旨を作成する。
【事後学習】報告内容と討議内容を今一度整理しておく。
15 先行研究を読破し、さらに問題関心を洗練させた報告と参加者同士の討議⑦
【事前学習】報告予定者は読破した文献をもとにしてさらに問題関心を深めたA43枚適度の報告要旨を作成する。
【事後学習】報告内容と討議内容を今一度整理しておく。
その他
教科書 好井裕明 『「あたりまえ」を疑う社会学』 光文社 2006年 第9版
好井裕明 『違和感から始まる社会学』 光文社 2014年 第1版
好井裕明 『「今、ここ」から考える社会学』 筑摩書房 2017年 第1版
テキストは、ゼミナールの討議の過程で、紹介し、読むべき箇所なども指示しますので、受講生は、必ず購入しておいてください。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(60%)、授業参画度(40%)
ゼミナールでの各自の報告内容と毎回異なる報告への討議の参加度合いをもとにして、成績評価します。受講生には各自、積極的な討議への参加を求めます。
オフィスアワー 毎週火曜日・水曜日の12時15分~12時45分

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