文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 社会学科 > 流行の社会学
日本大学ロゴ

流行の社会学

このページを印刷する

科目名 流行の社会学
教員名 仲川秀樹
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 流行を社会学の視点から体系的に論じます。流行は社会学理論にある集合行動の一つです。基礎理論である集合行動論をベースに授業進めてまいります。なぜ、流行が発生するのか、ミクロ的視点から、流行を選択する個人の動機に注目します。流行が発生するには社会的条件が必要です。それがマクロ的視点になります。さらに流行を考えるには、歴史的連続性としての歴史的過程を時代ごとに追って考えます。流行発生のメカニズムを考える基礎理論の授業となります。
授業のねらい・到達目標 流行現象発生のメカニズムを理解することで、社会の変化をよみとることができるようになります。流行発生から消滅のプロセスを理解し、歴史的な社会の流れを予測できることをめざします。

この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP4に対応しています。
授業の方法 講義を中心に進めてまいります。流行の構造と機能、変動としての歴史的過程、教科書に沿った授業となります。

本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
履修条件 とくにありません。
授業計画
1 流行の社会学の授業の進め方(授業内容、授業方法、成績評価などを説明します)
【事前学習】シラバスと使用教科書を読んでおいてください
【事後学習】教科書とシラバス内容を確認し、次回の授業に備えてください
2 集合行動としての流行
【事前学習】教科書第2章の集合行動論を読んでおいてください
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください
3 流行の基礎理論(流行の基本的概念)
【事前学習】教科書第3章Ⅰ―1を読んでおいてください
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください
4 流行の基礎理論(流行の基本的特性)
【事前学習】教科書第3章Ⅰ―2を読んでおいてください
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください
5 流行の基礎理論(流行の発生領域)
【事前学習】教科書第3章Ⅰ―3を読んでおいてください
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください
6 流行を採用する個人の動機
【事前学習】教科書第3章Ⅱ―1を読んでおいてください
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください
7 流行を選択するパターン
【事前学習】教科書第3章Ⅱ―2を読んでおいてください
【事後学習】】教科書と講義ノートを整理してください
8 流行受容と感情移入
【事前学習】教科書第3章Ⅱ―3を読んでおいてください
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください
9 流行の発生する社会構造
【事前学習】教科書第3章Ⅲ―1を読んでおいてください
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください
10 流行は社会を表出する
【事前学習】教科書第3章Ⅲ―2を読んでおいてください
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください
11 流行と社会変動
【事前学習】教科書第3章Ⅲ―3を読んでおいてください
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください
12 流行の古典理論としての階級分化論
【事前学習】教科書第5章を読んでおいてください
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください
13 流行の現代理論としての集合的選択理論
【事前学習】教科書第5章を読んでおいてください
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください
14 流行理論研究の課題
【事前学習】教科書の結びを読んでおいてください
【事後学習】教科書と講義ノートを整理してください
15 流行の社会学総括
【事前学習】これまでの講義ノートを再確認してください
【事後学習】講義における要点を、教科書と講義ノートからピックアップし、整理してください
その他
教科書 仲川秀樹 『H・ブルーマーの集合行動論―流行理論を軸として―』 学文社 2015年
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業内テスト(50%)
オフィスアワー 授業終了後、および毎週水曜日、12時15分~13時、本館4階の研究室にて

このページのトップ