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社会学の方法2

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科目名 社会学の方法2
教員名 久保田裕之・中瀬剛丸
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 必修
授業概要 社会科学の中の社会学
授業のねらい・到達目標 この授業では、現代における様々な社会問題を対象としながら、1)社会学を含む社会科学が、自然科学とはどのように異なる問題意識から出発してきたのかを理解するとともに、2)社会学が他の社会科学と比べてどのように異なる方法論的な特徴を持っているのかを把握することを目的とする。

この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。
授業の方法 毎回授業内で配布するレジュメ、資料、新聞記事等をもとに、原則として講義形式で行う。受講生は毎回の講義に対するコメントを通じて授業に貢献するとともに、現代の社会問題に関するミニ・レポート(A4で1-2頁)を学期末に提出する。

本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
履修条件 原則として社会学科の一年生のみ履修可能
授業計画
1 ガイダンス:「え、社会学って何やってるんですか?」と聞かれたら
【事前学習】シラバスを熟読して、授業計画や成績評価について疑問点や要望があればまとめておく
【事後学習】15回の授業計画について、予習復習のスケジュールを立てておく
2 記事から学ぶ社会学(1):法学・政治学と社会学(担当:久保田)
【事前学習】教科書の1章を読んでくること
【事後学習】授業で扱った内容に関連する新聞記事を収集しておくこと
3 記事から学ぶ社会学(2):社会政策学と社会学(担当:久保田)
【事前学習】教科書の2章を読んでくること
【事後学習】授業で扱った内容に関連する新聞記事を収集しておくこと
4 記事から学ぶ社会学(3):経済学と社会学(担当:久保田)
【事前学習】教科書の3章を読んでくること
【事後学習】授業で扱った内容に関連する新聞記事を収集しておくこと
5 記事から学ぶ社会学(4):心理学と社会学(担当:久保田)
【事前学習】教科書の4章を読んでくること
【事後学習】授業で扱った内容に関連する新聞記事を収集しておくこと
6 ワークショップ:アウトプットの技法(1)
【事前学習】ミニ・レポートの草稿を書いて事前に提出すること
【事後学習】ワークショップの内容をもとに、ミニ・レポートを書き直すこと
7 社会人と社会学(1):ビジネスパーソンにとっての社会学(担当:中瀬)
【事前学習】事前に配布した新聞記事を読んで、コメントを用意しておくこと
【事後学習】授業で扱った内容に関連する新聞記事を収集しておくこと
8 社会人と社会学(2):ジャーナリストにとっての社会学(担当:中瀬)
【事前学習】事前に配布した新聞記事を読んで、コメントを用意しておくこと
【事後学習】授業で扱った内容に関連する新聞記事を収集しておくこと
9 社会人と社会学(3):アーティストにとっての社会学(担当:中瀬)
【事前学習】事前に配布した新聞記事を読んで、コメントを用意しておくこと
【事後学習】授業で扱った内容に関連する新聞記事を収集しておくこと
10 社会学のパラダイム(1):自然科学と社会学(担当:久保田)
【事前学習】教科書の5章を読んでくること
【事後学習】授業で扱った課題に当てはまる具体例を次回のコメントで報告すること
11 社会学のパラダイム(2):構造機能主義と社会学(担当:久保田)
【事前学習】教科書の6章を読んでくること
【事後学習】授業で扱った課題に当てはまる具体例を次回のコメントで報告すること
12 社会学のパラダイム(3):構築主義と社会学(担当:久保田)
【事前学習】教科書の7章を読んでくること
【事後学習】授業で扱った課題に当てはまる具体例を次回のコメントで報告すること
13 社会学のパラダイム(4):社会調査と社会学(担当:久保田)
【事前学習】教科書の8章を読んでくること
【事後学習】授業で扱った課題に当てはまる具体例を次回のコメントで報告すること
14 ワークショップ:アウトプットの技法(2)
【事前学習】ミニ・レポートの改訂校を書いて事前に提出すること
【事後学習】ワークショップの内容をもとに、ミニ・レポートをさらに書き直すこと
15 まとめ講義/フィードバック
【事前学習】15回の授業内容について振り返り、最後に質問や要望があればまとめておく
【事後学習】シラバスを再度振り返り、次の学期に向けて達成できた点や課題が残った点についてまとめておく
その他
教科書 戸田山 和久 『「科学的思考」のレッスン――学校で教えてくれないサイエンス 』 NHK出版 2011年
教科書は、授業の後半で使うので早目に用意しておくこと。
参考書 佐藤 俊樹 『社会学の方法―その歴史と構造 (現代社会学)』 ミネルヴァ書房 2011年
盛山 和夫 『社会学とは何か―意味世界への探究 (現代社会学)』 ミネルヴァ書房 2011年
参考書としてあげた二冊は、やや難解だが、社会学の方法についてよくまとまった本なので、参考にすること。
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業参画度(60%)
毎回のコメントシートによる授業参画度(60%)、および、学期末に提出するミニ・レポート(40%)をもとに総合的に評価する。
オフィスアワー 授業期間中の火曜・金曜昼休み
(新)本館4階久保田研究室(407)
hkubota@chs.nihon-u.ac.jp

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