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社会学概論2

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科目名 社会学概論2
教員名 犬飼裕一
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 必修
授業概要 文化とアイデンティティの社会学
授業のねらい・到達目標 目標 本講義では「社会学概論1」をふまえて、文化とアイデンティティの社会学を具体的に展開していきます。まず、組織論、権力論、宗教社会学といった社会学の古典的な領域について論じ、つづいてメディア論や世界経済論といった他領域と相乗り関係にある領域の問題を論じます。さらに、ミクロ社会学や身体論といった近年の展開が著しい領域についても論じることにします。受講生もその一員である現代社会について、少し違ったいろいろな視点からとらえ直すことで、日頃感じている「生きづらさ」が少しでも解消されれば良いと考えています。また後の年次での学習への導入になるための工夫もいたします。

この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。
授業の方法 社会学概論1の応用編です。おおまかな予定としては、社会学概論1と社会学概論2を通年30回の講義と考え、最初の10回を基礎編。残りの20回を応用編としてお話しします。

本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 導入:文化とアイデンティティの社会学1
【事前学習】教科書『歴史にこだわる社会学』を購入しざっと読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
2 導入:文化とアイデンティティの社会学2
【事前学習】教科書『歴史にこだわる社会学』を購入しざっと読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
3 戦争と社会の組織化1戦争と文化、アイデンティティ
【事前学習】教科書『歴史にこだわる社会学』第6章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
4 戦争と社会の組織化2戦時体制と戦後社会
【事前学習】教科書『歴史にこだわる社会学』第6章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
5 都市と都市化の論理1歴史と都市化
【事前学習】教科書『歴史にこだわる社会学』第6章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
6 都市と都市化の論理2都市生活の知恵
【事前学習】教科書『歴史にこだわる社会学』第7章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
7 歴史社会学と宗教1宗教という特別な対象
【事前学習】教科書『歴史にこだわる社会学』第7章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
8 歴史社会学と宗教2社会を作り出す宗教と宗教が作りだす社会
【事前学習】教科書『歴史にこだわる社会学』第7章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
9 歴史と消費社会1大量生産と技術革新
【事前学習】参考書『方法論的個人主義の行方』第1章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
10 歴史と消費社会2消費の文化
【事前学習】参考書『方法論的個人主義の行方』第2章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
11 政治と権力とイデオロギー1権力という社会
【事前学習】参考書『方法論的個人主義の行方』第3章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
12 政治と権力とイデオロギー2イデオロギーと呼ばれる関係性
【事前学習】参考書『方法論的個人主義の行方』第4章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
13 メディアと現代社会1社会について知るとは?
【事前学習】参考書『方法論的個人主義の行方』第5章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
14 メディアと現代社会2社会と歴史を作り出すこと
【事前学習】参考書『方法論的個人主義の行方』第6章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
15 まとめ:社会学という知の行方
【事前学習】参考書『方法論的個人主義の行方』第7章を読んでおいてください。
【事後学習】教科書と授業ノートの復習をしてください。
その他
教科書 犬飼裕一 『歴史にこだわる社会学』 八千代出版 2018年 第1版
授業全体の流れとしては、まず導入部の講義を数回終わった後に教科書を使用しながら議論をすすめて行きます。受講者は授業の予習として教科書を読んできてください。
参考書 犬飼裕一 『方法論的個人主義の行方』 勁草書房 2011年 第1版
犬飼裕一 『和辻哲郎の社会学』 八千代出版 2016年 第1版
両方とも担当教員の著書ですが、教科書と参考書との関係は、教科書が一般向けの入門書で、参考書がその応用編です。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、授業参画度(10%)、授業終了後の質問(20%)
成績評価は主に定期試験で行います。定期試験は記述式で、教科書のみを参考資料として参照可能です。場合によって授業内容と連動する形で授業内レポートを課すことがありますが、これは「授業参画度」という形で成績に反映いたします。
オフィスアワー 火曜日2時限目。事前に必ずアポイントを取ってください。

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