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図書館学演習2

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科目名 図書館学演習2
教員名 島弘
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 児童サービスは子供と児童資料への理解を前提に、それらを結びつける方法・技術を学ぶことが大切である。方法・技術のなかで子供たちに昔話などを語り聞かせるストーリーテリング(素話)及び集団に本を紹介する方法=ブックトークを取り上げる。授業ではそれらの説明とともに司書として経験をもつ教員が指導し演習を行う。
授業のねらい・到達目標 児童サービスを担当する司書が必要とされる技術を学ぶ科目である。公共サービス全体のなかでストーリーテリング及びブックトークの位置づけを理解し、児童図書館員として必要なストーリーテリングとブックトークの技術を習得し発表する。また、関連する手遊び、わらべうた、紙芝居、パネルシアターなどへの理解も深める。
授業の方法 事例を示しながら演習課題の説明を行う。受講生は事前準備をし、授業内で2つの課題を発表する。
履修条件 定員20人。
授業計画
1 ガイダンス:ブックトーク、ストーリーテリングの説明と授業の進め方について
[事前学習]シラバスを事前に確認すること。
[事後学習]配布資料を参考にブックトークのテーマを考える。
2 ブックトーク(1)テーマ設定について
[事前学習]配布資料を参考にブックトークのテーマを考える。
[事後学習]文献等を通してブックトークのテーマを考える。
3 ブックトーク(2)各自テーマの発表
ストーリーテリング(1)ストーリーテリング解説・文献紹介
[事前学習]公共図書館に行き、児童室の書架を見ながらブックトークのテーマを考える。
[事後学習]ブックトークの紹介本を探す。
4 ブックトーク(3)シナリオづくり<1>
ストーリーテリング(2)演目の選定。
[事前学習]ブックトークのシナリオづくり
[事後学習]ストーリーテリングで語る話の選定。
5 ブックトーク(4)シナリオづくり<2>
[事前学習]ブックトークのシナリオをつくる。
[事後学習]ブックトークの発表の準備をする。
6 ブックトーク(5)発表<1>
[事前学習]ブックトークの発表の準備をする。
[事後学習]発表者のブックトークを評価し感想をまとめる。
7 ブックトーク(6)発表<2>
[事前学習]ブックトークの発表の準備をする。
[事後学習]発表者のブックトークを評価し感想をまとめる。
8 ブックトーク(7)発表<3>
[事前学習]ブックトークの発表の準備をする。
[事後学習]発表者のブックトークを評価し感想をまとめる。
9 ブックトーク(8)発表<4>
[事前学習]ブックトークの発表の準備をする。
[事後学習]発表者のブックトークを評価し感想をまとめる。
10 ストーリーテリング(3)
[事前学習]図書館でストーリーテリングを行う意味を考えておくこと。
[事後学習]第3回で検討したストーリーテリングの演目に再考を加える。
11 ストーリーテリング(4)
[事前学習]発表するお話を繰り返し声に出して語ってみる。
[事後学習]発表するお話を繰り返し声に出して語ってみる。
12 ストーリーテリング(5)発表<1>
[事前学習]発表するお話を繰り返し声に出して語ってみる。
[事後学習]発表者のストーリーテリングを評価し感想をまとめる。
13 ストーリーテリング(6)発表<2>
[事前学習]発表するお話を繰り返し声に出して語ってみる。
[事後学習]発表者のストーリーテリングを評価し感想をまとめる。
14 ストーリーテリング(7)発表<3>
[事前学習]今までの授業のなかで疑問、質問を整理する。
[事後学習]教員の回答に検討を加え、疑問や質問が解決したかをまとめる。
15 ストーリーテリング(8)発表<4>
これまでの復讐・解説を行い授業の理解を深める。
[事前学習]発表者はお話を繰り返し声に出して語ってみる。授業全体や疑問・不明な点を再確認し質問の準備をする。
[事後学習] 15回の授業を受けて図書館情報学全体の中の図書館学演習の位置づけを整理すること。
その他
教科書 東京子ども図書館編 『『ブックトークのきほん ―21の事例つき』 (TCLブックレット)』 東京子ども図書館(地方小出版流通センター扱い) 2016年
小冊子であるが事例が多く紹介されているためブックトークを理解し、自らが行うときに参考になる。
参考書 参考書については授業内で紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(30%)、ブックトークの演習(35%)、ストーリーテリングの演習(35%)
オフィスアワー 授業終了後、その他の場合は授業内で指示するメールアドレスで対応場所、日時、方法を調整する。
備考 課題をこなすために公共図書館の児童室を利用すること。

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