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科目名 | 教育学演習2 | ||||
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教員名 | 北野秋男 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 「基本文献」を読み、レジュメを作成して報告してみよう。 |
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授業のねらい・到達目標 | この授業では、1年次の科目で学んだことを使いこなしながら、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていく。次の項目について十分習得することが期待される。ディスカッションの仕方/統計データを批判的に読む読み方/メディア報道を批判的に読む/インターネット情報の引用ルール/インターネットでの本の買い方/文科省や教委のHPの活用法/CiNii Books, CiNii Articlesの利用/国会図書館の雑誌索引の利用/インターライブラリーでの文献入手/パラグラフ・ライティングの仕方など。 この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP2,DP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP1,CP4,CP7に対応しています。 |
授業の方法 | 前期で学んだ基本情報や資料収集の方法を基に、後期は「ディスカッションの仕方」「トピックとアウトライン」「レジュメの作成方法」を学んで、学力格差に関する基本文献を読んで、各自、5分程度報告する。報告の後には、質疑応答を行った後、レジュメを再修正し、完成したものを最後に提出する。評価ポイントは、レジュメの内容と形式、プレゼンテーションの内容、質疑応答などである。全体に共通するトピックは、「学力格差問題」である。 |
履修条件 | 教育学科2年生。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス・授業の内容・評価の説明、報告の仮順番の決定 【事前学習】戦後の学力論争の時期区分を予習して、内容を確認する。自分の報告したいテーマを検討する。 【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
2 |
基本文献の講読(1)中井浩一「論争・学力崩壊2003」中公新書 報告の順番決定 【事前学習】中井浩一「論争・学力崩壊2003」中公新書の前半部分をあらかじめ読んでおくこと。 【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
3 |
基本文献の講読(1)中井浩一「論争・学力崩壊2003」中公新書 【事前学習】中井浩一「論争・学力崩壊2003」中公新書の後半部分をあらかじめ読んでおくこと。 【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
4 |
基本文献の講読 松下佳代編著『新しい能力は教育を変えるか』(ミネルヴぁ書房)(1)戦後の第1期学力論争 【事前学習】テキストの(1)戦後の第1期学力論争に該当する部分を予め読んでおくこと。 【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
5 |
基本文献の講読『新しい能力は教育を変えるか』(2)戦後の第2期学力論争 【事前学習】テキストの(2)戦後の第2期学力論争に該当する部分を予め読んでおくこと。 【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
6 |
基本文献の講読『新しい能力は教育を変えるか』(3)戦後の第3期学力論争 【事前学習】テキストの(3)戦後の第3期学力論争に該当する部分を予め読んでおくこと。 【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
7 |
基本文献の講読『新しい能力は教育を変えるか』(4)戦後の第4期学力論争 【事前学習】テキストの(4)戦後の第4期学力論争に該当する部分を予め読んでおくこと。 【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
8 |
基本文献の講読『新しい能力は教育を変えるか』(5)戦後の第5期学力論争 【事前学習】テキストの(5)戦後の第5期学力論争に該当する部分を予め読んでおくこと。 【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
9 |
「用語」課題の提出 レポート作成の形式と内容の注意(学力問題へのコメントの仕方) 【事前学習】テキストの中の指定した専門用語の意味や内容を調べ、提出する。 【事後学習】次回の報告課題の内容をまとめ、発表に備える。 |
10 |
レポート(草稿原稿)の提出、グループに分かれ、相互に点検。各グループの報告 【事前学習】提出するレポートの草稿を作成。特に、基本文献を読んで、重要な点をまとめる。 【事後学習】指摘を受けた修正箇所の内容を、再度、文献を使って調べる。授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
11 |
草稿レポートの個別報告と討論。 【事前学習】事前に配布された草稿レポートを読み、問題提起、内容、結論などの明確さを吟味する。 【事後学習】草稿レポートを読み、比較検証し、優れたレポートとは何かを考える。授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
12 |
草稿レポートの個別報告と討論 【事前学習】事前に配布された草稿レポートを読み、問題提起、内容、結論などの明確さを吟味する。 【事後学習】草稿レポートを読み、比較検証し、優れたレポートとは何かを考える。授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
13 |
草稿レポートの個別報告と討論 【事前学習】事前に配布された草稿レポートを読み、問題提起、内容、結論などの明確さを吟味する。 【事後学習】草稿レポートを読み、比較検証し、優れたレポートとは何かを考える。授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
14 |
課題への質問と面接 【事前学習】完成レポートの作成に向けて、さらに文献を調べ、読む。完成レポート作成に向けた質問などを準備する。 【事後学習】完成レポートの作成上の注意を、再度確認する。授業の要点と課題をノートにまとめること。 |
15 |
授業全体の総括と反省、完成レポート提出 【事前学習】レポートを作成する上での形式面と内容面の重要なポイント、文献調査の方法を再確認する。 【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめ、次年度の演習に備える。 |
その他 | |
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教科書 | 特になし |
参考書 | 松下佳代 『新しい能力は教育を変えるか』 ミネルヴァ書房 2010年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、授業参画度(40%) レポート、課題報告、授業内での発言や活動などを総合的に判断する。 |
オフィスアワー | 授業の開始前と終了後に行う。メールでの問い合わせも可能。kitano@chs.nihon-u.ac.jp |