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情報サービス論

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科目名 情報サービス論
教員名 木下朋美
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 図書館における情報サービスの意義を明らかにし,図書館における各種情報サービス,情報検索サービスの理論と方法,情報サービスに必要な各種情報源の種類と特性,その組織化などについて解説し,理解を深める。
授業のねらい・到達目標 本科目は図書館の情報サービスについて基礎的な知識を身に付けるための科目である。受講者が図書館の情報サービスについて理解し,これからの図書館にはどのような情報サービスが必要になるか思考し,説明できるようになることを目的とする。
授業の方法 パワーポイントと配布印刷物を用いて講義形式で授業を進める。授業内容の習熟度を確認するため毎回の授業でコメントシートを配布し,授業のまとめや質問意見などを提出してもらう(出席票を兼ねる)。本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
履修条件 後期の「情報サービス演習1」(旧「レファレンスサービス演習」)を履修するには、本科目の単位修得が必要となる。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する)
情報社会と図書館の情報サービス
【事前学習】シラバスを事前に確認し,教科書のp.6-11を通読しておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.6-11を再読しておくこと
2 図書館における情報サービスの種類
【事前学習】教科書のp.12-17を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.12-17を再読し,図書館の情報サービスを種類ごとにまとめておくこと
3 図書館における情報サービスの理論的展開
【事前学習】教科書のp.18-23を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.18-23を再読し,レファレンスサービス理論の論者と主張についてまとめておくこと
4 レファレンスサービスの理論と実践
【事前学習】教科書のp.24-31を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.12-17を再読し,レファレンスプロセスについて説明できるようまとめておくこと
5 レファレンスサービスの実際
【事前学習】教科書のp.32-37を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.32-37を再読し,レファレンスインタビューについて説明できるようまとめておくこと
6 情報検索サービスの理論と実際
【事前学習】教科書のp.38-43を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.38-43を再読し,論理演算を図示して説明できるよう自分の言葉でまとめておくこと
7 各種情報源の特質と利用法(1)情報メディア・文献を探す
【事前学習】教科書のp.44-51を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.44-51を再読し,授業で扱ったレファレンスツールにの特性を自分の言葉で説明できるようまとめておくこと
8 各種情報源の特質と利用法(2)論文・記事を探す
【事前学習】教科書のp.52-57を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.52-57を再読すること。授業で紹介した検索ツールを何らかのキーワードで検索して使用してみること
9 各種情報源の特質と利用法(3)事項・事実の検索
【事前学習】教科書のp.58-63を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.58-63を再読すること。授業で紹介したネットワーク情報資源をいくつか実際に使用し,感想をまとめておくこと
10 各種情報源の評価と解説
【事前学習】教科書のp.64-71を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.64-71を再読すること。授業で紹介したレファレンスツールを図書館で実際に見て,内容を確認すること
11 各種情報源の組織化
【事前学習】教科書のp.72-77を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.72-77を再読すること。情報資源の組織化の意義と役割について自分の言葉でまとめておくこと
12 発信型情報サービスの意義と方法
【事前学習】教科書のp.78-85を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.78-85を再読すること。パスファインダーについて授業で自分の言葉で説明できるようにまとめておくこと
13 情報サービスにかかわる知的財産権の基礎知識
【事前学習】教科書のp.86-91を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.86-91を再読すること。著作権の構成について自分の言葉で説明できるようにまとめておくこと
14 図書館利用教育と情報リテラシーの育成
【事前学習】教科書のp.92-97を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.92-97を再読すること。公共図書館における情報リテラシー育成の必要性を自分の言葉で説明できるようにまとめておくこと
15 これからの展望:総括と解説
【事前学習】教科書のp.98-104を通読し,疑問点を書き留めておくこと
【事後学習】配布した授業資料および教科書のp.98-104を再読すること。これからの図書館の情報サービスについて自分の意見をまとめておくこと
その他
教科書 竹之内禎 『情報サービス論 (ベーシック司書講座・図書館の基礎と展望4)』 学文社 2013年 第1版
参考書 必要に応じて映像教材で理解を深める。参考図書については適宜授業内で示す。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、レポート(20%)、授業参画度(10%)
15回の授業の中で4回レポートを課す予定である。初回授業でレポートの出題予定について説明する。
授業参画度は毎回のコメントシートの内容で評価する。
オフィスアワー 授業終了後に対応する。もしくは授業内で指示するメールアドレスへ連絡すること。

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